iPhone 17 Pro、”カメラバー”採用を裏付ける最新CAD画像が公開
新モデル「iPhone 17 Air」は超薄型ボディにシングルカメラ搭載、標準モデルは従来デザインを継承
Appleが今秋発売予定のiPhone 17シリーズで、一部モデルに大幅なカメラデザインの刷新を計画していることが最新のCAD画像から明らかになった。ベテランリーカーのSonny Dickson氏がX(旧Twitter)で公開した画像によると、特にProモデルではGoogle Pixelを彷彿とさせる横長のカメラバーが採用される可能性が高まっている。
Everyone seems to be sharing the same iPhone 17 CAD, so I thought I’d share the ones I’ve seen. Do we like this design? pic.twitter.com/IttxjgDhnb
— Sonny Dickson (@SonnyDickson) February 28, 2025
新モデル「iPhone 17 Air」は超薄型デザインに
最も注目すべき変更点は、Plusモデルに代わって登場する新モデル「iPhone 17 Air」だ。このモデルは名前の通り極めて薄く軽量なボディが特徴となる見込みだ。
CAD画像からは、デバイス背面の上部に沿って配置された横長のカメラモジュールが確認できる。スリム化されたデザインによる内部スペースの制約から、iPhone 17 Airはシングルレンズのリアカメラを搭載する可能性が高い。
この仕様だと、現行モデルで可能な空間ビデオや空間フォトの撮影が難しくなるかもしれない。ただし、カメラ性能自体は悪くなさそうで、iPhone 16モデルと同じ48メガピクセルの広角カメラを継承するとみられている。
Pro/Pro Maxモデルは「カメラバー」デザインに大変身
最も劇的な変更が予想されるのはiPhone 17 ProとPro Maxモデルだ。これまでのおなじみの正方形カメラバンプから、デバイスの背面幅全体に広がる独特なアルミニウムカメラバーへと進化する。
トリプルレンズカメラは従来通り左側に配置されるが、フラッシュ、LiDARセンサー、リアマイクは拡張されたバーの右側に垂直に並ぶ新レイアウトとなる。この大胆なデザイン変更は単なる見た目の刷新なのか、あるいは何らかの機能向上を伴うものなのかは現時点では不明だ。
また、少なくとも一部のiPhone 17モデルでは、新しいガラスと金属の接合技術により、カメラバンプとバックカバーの境目がより滑らかになるという情報もある。CAD画像に見られる凹状の移行部分はこの噂を裏付けているようだ。
標準モデルは従来デザインを継承
一方、標準のiPhone 17モデルについては、大きなデザイン変更はなさそうだ。Dickson氏が公開したCAD画像では、現行モデルと同様のデュアルカメラシステムが確認できる。新しいカメラバーデザインに抵抗がある人には、この標準モデルが安心の選択肢となりそうだ。
複数の情報筋が今回のカメラデザイン変更を裏付けており、発売が予想される9月中旬まで残り半年を切った今となっては、これらの情報が大きく外れる可能性は低いだろう。iPhone 17シリーズの全容は、例年通り9月のAppleイベントで明らかになる見込みだ。
デザインは16eを薄くしてくれるだけでいいのに……