iPhone 17、ついに12GBのRAM搭載か。上位3モデルで大幅性能向上

2025年の新型iPhone 17シリーズは、4モデル中3モデルでRAMが大幅に増強される可能性が高いことが明らかになった。MacRumorsが報じた最新リークによると、iPhone 17 Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxの3機種が12GBのRAMを搭載するという。

この情報は、中国のソーシャルメディアプラットフォーム「Weibo」で200万人以上のフォロワーを持つ「Fixed Focus Digital」というアカウントが明らかにしたものだ。同アカウントは過去にiPhone 16eの名称を最初に公開した実績があり、今回の情報にも一定の信憑性があると考えられている。

標準モデルのiPhone 17は現行と同じ8GB

リークされた情報によると、ベースモデルのiPhone 17は現行のiPhone 16シリーズと同じ8GBのRAMを維持する予定だという。これにより、iPhone 17シリーズのRAM構成は以下のようになる見込みだ。

• iPhone 17：8GB
• iPhone 17 Air：12GB
• iPhone 17 Pro：12GB
• iPhone 17 Pro Max：12GB

現行のiPhone 16シリーズは全モデルが8GBのRAMを搭載しているため、上位3モデルでは50%の大幅な増強となる計算だ。

Apple Intelligence機能の強化が背景に

RAMの増強は、Appleが力を入れているAI機能「Apple Intelligence」の性能向上が主な目的と考えられる。現在のiPhone 16シリーズでは、より複雑なAI処理の一部がクラウドに依存しているが、12GBのRAMを搭載することで、より多くの処理をデバイス上で実行できるようになる可能性が高い。

4月には、Appleのサプライチェーンアナリストとして知られるMing-Chi Kuo氏も同様の予測を発表していた。同氏は当時、iPhone 17 Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxの3機種が12GBのRAMを搭載すると述べていたが、標準モデルのiPhone 17については供給制約の可能性を理由に8GBか12GBか判断を保留していた。

2026年のiPhone 18では全モデルが12GBに

業界関係者の間では、2026年に登場予定のiPhone 18シリーズでは、全モデルが12GBのRAMを標準搭載するとの予測も出ている。これが実現すれば、Appleのスマートフォンラインナップ全体でAI機能の統一性が図られることになる。

iPhone 17シリーズは2025年9月の発表が予想されており、正式な仕様については今後数カ月の間に明らかになる見込みだ。RAMの増強により、マルチタスク性能の向上やゲーム体験の向上も期待できそうだ。