LINE、クラウドAIプラットフォーム「Clova」を発表!スマートスピーカー「WAVE」、スマートディスプレイ「FACE」も発表
これは世の中を大きく変えるポテンシャルがあるかも?!
LINEはスペイン・バルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2017」にてLINEの新たな戦略としてクラウドAIプラットフォーム「Clova(クローバ)」を発表した。
今後はClovaを搭載したアプリ「Clova App」、初夏までには自社デバイスとしてスマートスピーカー「WAVE(ウェーブ)」、冬までにはスマートディスプレイ「FACE(フェース)」を発売する予定。
「WAVE」で「Amazon Echo」に対抗を狙う?!
「WAVE」は日本と韓国で発売を予定。話かけると音声で会話をしたり、ニュース、天気・占い情報、コマース、カレンダー、翻訳などのコンテンツ・サービスや、音声で家の電気のオンオフなどを行うホームコントール、音声専用コンテンツとして読み聞かせなどができるオーディオブックなどが利用できるようになる。
要は「Amazon Echo」のLINE版と言えば分かりやすい。アメリカで高い評価を得ていることから日本での評価や反応は気になるところ。
また、Clovaの発表に合わせてソニーモバイルコミュニケーションズ、タカラトミー、ウィンクルとのパートナーシップも発表。
ウィンクルに関しては資本業務提携による連結子会社化。提供しているサービス「Gatebox」は好きなキャラクター(”俺の嫁”とも言われている)と一緒に暮らせるバーチャルホームロボット。TechCrunchによると2016年12月に29万8000円という価格で予約販売を開始したもののの、開始から5日間時点で販売台数が200台を超えたことで大きな話題となった。
ClovaはLINEとNAVERによる共同開発プロジェクト。LINEが持つチャットをベースとしたコミュニケーション技術とNAVERが持つ検索技術に加え、両社がそれぞれ保有する持つ豊富なコンテンツ、サービス、ユーザーベースとビックデータを組み合わせることによって量・質ともに兼ね備えた学習データを使用することができる良質でスマートなAIを実現するという。
下記公式ページでは「WAVE」を通じたClovaの利用イメージが動画として公開されているので、どうぞご覧あれ!