MacBookとiPad、部品不足により生産に遅れか
チップ不足は「終わりが見えない」、6月末頃には状況がさらに悪化する可能性
MacBookとiPadの一部モデルが、世界的な部品不足により生産に遅れが発生している可能性がある。Nikkei Asiaによると、MacBookは、チップ不足によりプリント基板に部品を取り付ける工程が遅延。iPadは、ディスプレイおよびディスプレイ関連部品の供給が不足しているという。
「店頭在庫への影響はない」?すでに一部モデルに出荷遅れ
Appleは遅れを受け、一部部品の注文を2021年上半期から下半期に延期。iPhoneの生産は影響を受けていないが、「かなり厳しい」と指摘する声も挙がっている。現時点では店頭の在庫に影響はないとしている。
日本のApple公式サイトでは、記事執筆時点でM1 MacBook Airは最短でも4月17日以降、iPad Airは4月15日以降、iPadは5月7日以降の出荷となっている。他のMacBookおよびiPad製品はいずれも4月10日の出荷となっており、出荷に遅れて発生している。出荷遅れの原因は明らかになっていない。
Silicon MotionのCEOは、「チップ不足の終わりが見えない」と指摘し、6月末頃には状況が悪化する可能性があると警告している。Silicon Motionは、Samsung、Western Digital、MicronなどのメーカーにNANDフラッシュメモリコントローラーチップを供給している。
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