新登場のiPhone 14 Maxに遅延か。中国ロックダウンの影響で
iPhone 14 miniの代わりに登場すると噂の6.7インチモデルに遅れが発生との報道
2022年の新型iPhone(iPhone 14)として発表が予定されている4機種のうち、少なくとも1機種に3週間相当の開発遅れが発生している可能性がある。Nikkei Asiaによると、3月頃に実施された中国・上海でのロックダウンが尾を引いており、サプライチェーンに影響を及ぼしているという。
Appleはサプライヤーに対し、生産のスケジュール遅延を避けるべく製品開発スピードを改善し、遅れを取り戻すように指示したとされている。改善しない場合、「iPhone 14」シリーズの初期生産数に影響を及ぼす恐れがある。
発売直後は品薄の恐れ、7月上旬までに遅れを取り戻せるかが肝
「iPhone 14」シリーズは、6.1インチと6.7インチが2機種ずつ、それぞれに通常モデルとProモデルが用意されるとの噂だ。5.4インチ型の「iPhone 14 mini」は登場しない見通しだ。
Haitong International SecuritiesのアナリストJeff Pu氏によると、影響を受けている機種は、廃止されるminiモデルの代わりに登場する6.7インチ型「iPhone 14 Max」だという。
現在はEVT(技術検証試験)段階で、通常どおりであれば6月末までに完了し、8月末までに大量生産が開始される。6月末から7月上旬までに遅れを取り戻すことができれば間に合うと見られる。
中国のロックダウンは、製品の製造だけではなく新製品の開発にも影響を及ぼしている可能性がある。サプライチェーンアナリストは、「サプライチェーンが回復するまで少なくとも1〜2カ月を要する」と分析している。
(Source: Nikkei Asia via MacRumors)iPhone 14の話題を読む
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