MacBook Air(2018)のある生活:電池持ちは抜群、PhotoshopでのRAW現像は少しラグがある
MacBook Air(2018)のある生活の初日は比較的軽い作業を中心に行っていたということもあり、特にこれと言ったトラブルに遭遇しなかった。
それもそのはず。ブラウジングや文字入力作業で問題が起きるはずもなく、MacBook Pro(2018)を使っている時と変わらない操作性で快適に作業を行うことができた。本体に傾斜があるお蔭で、むしろキーボードは打ちやすく感じた。
MacBook Air(2018)のある生活2日目は、初日よりも少しハードに使ってみて電池持ちやパフォーマンスを確認してみた。
MacBook Air(2018)のメインマシーン化2日目
購入したモデルのスペック(カスタム済み) |
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1.6GHZ DUAL-CORE INTEL CORE I5 |
Intel UHD Graphics 617 |
16GB 2133MHz LPDDR3 memory |
512GB SSD storage |
Dropboxが同期中は全く使い物にならない
Dropboxが裏で重いファイルの同期作業を行っているとMacのパフォーマンスが全体的に低下することはMacBook Air(2018)に限ったことではない。
これは複数のMac同士で同期したり、他の人が共有フォルダにアップロードする際には必ず遭遇する問題で、13インチ型MacBook Proではもちろんのこと、15インチ型MacBook Proでもファイルの同期作業はMacから離れている時間帯に行うように同期を一時停止するようにしていた。
MacBook Air(2018)の場合、非力なCPUかつデュアルコアということもあり、Dropboxの同期作業中はすべての操作がカクカク。まるで使い物にならなかった。
幸いにもこれが1分程度の出来事だったので仕事としては問題なかったが、あまりにも顕著にパフォーマンスが低下したので驚いた。
PhotoshopのRAW現像作業はタイムラグが気になる
僕は写真の現像作業を「Adobe Photoshop CC 2019」で行っている。
1枚30MB前後のRAWファイルをFinderで選定し、現像したい1枚を取り込み、プリセットを適用した上で微調整を行い、最終的には「JPEGmini Pro」でJPGファイルとして書き出す、という流れだ。
13インチ型MacBook Pro(2018)ではこの作業がサクサク。dGPUを搭載していないが僕の作業内容であれば十分快適に行うことができる。次々と画像にプリセットを適用して書き出すことができる。
残念ながらMacBook Air(2018)ではその快適さが若干失われた。アプリケーションの起動、プリセットの反映、プリセット適用後の編集画面表示、出力などすべての操作においてわずかではあるがタイムラグがある。ストレスを感じるほどのタイムラグではないが、「あれ?ちょっと遅いな?」と気付くほどの違いはある。
とは言え、画像編集作業中に20本以上のタブが開いた「Google Chrome」を含む13種類ものアプリが同時に起動した状態でこれだけこなすことができれば十分かもしれない。
キーボードの打ち心地は相変わらずとても良い
やはり初日に引き続き、2日目も言わずにはいられない。キーボードの打ちやすさはMacBook Pro(2018)を間違いなく上回っている。
タイピング音も心なしか低く、不快感が少ない。MacBook Pro(2018)と行き来しているが、MacBook Air(2018)の方が快適だ。
丸一日充電せずに使い倒した結果、さすがに電池が切れてしまったのでMacBook Pro(2018)でこの記事を仕上げているが、やはりこのマシーンでは左手首が少し痛くなる。
MacBook Air(2018)ではそのような痛みが起きない。やはりウェッジ型のボディが効いているのかもしれない。
電池持ちは良好!丸一日充電せずに使えた
ワイヤレスインターネット閲覧の公称値がMacBook Proよりも2時間も長いMacBook Air(2018)だが、実際に朝から晩まで充電せずに使い続けてみたところ、確かに電池持ちは良かった。
朝7時24分から22時06分の5%まで、実に約14時間半近くの活動時間のうち使うことができた。
- 7時24分:100%
- 8時33分:87%
- 16時07分:48%
- 16時49分:38%
- 18時40分:35%
- 20時20分:19%
- 21時45分:11%
- 22時06分:5%
もちろん、常にMacBook Air(2018)を使っていたわけではなく移動時間や食事時間なども含めてこの使用時間となっている。作業時間だけで言えばざっくり5〜6時間程度だと思われる。
MacBook Air(2018)を使ってみた印象まとめ(2日目)
少し負荷が上がるとMacBook Pro(2018)なら「それの程度でワシを追い込んだつもりか!ガハハ!」と返されるであろうところを、MacBook Air(2018)では「くっまずい……このままでは3セット目は6レップでオールアウトしそうだ」という状態になる。
……要は、MacBook Air(2018)は少し負荷の掛かる作業をやらせようとすると、MacBook Pro(2018)と比べて少し余裕がないように感じた。キーボードを最高に気に入っているだけあって惜しい。
幸いにも僕は自宅で作業することが多く、グラフィック性能が求められる場合はeGPUに接続すれば欠点を補うことができるはずだが、CPU性能とコア数に関してはどうにもできない。
明日以降、「Adobe Photoshop CC 2019」のパフォーマンスがMacBook Pro(2018)とMacBook Air(2018)でどの程度の差があるのか、確認してみたいと思う。
特に取材先などで大量の画像を短時間で一気に現像したい場合など、スピード感が求められる状況においてどの程度戦えるのか、気になる。
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