MacBook Air(2018)でも「Final Cut Pro」なら4K動画の編集は全く問題ないらしい
MacBook Air(2018)は、MacBookとMacBook Proが埋められなかった「それ以外」を満たしてくれるマシーンだと思っている。
ただ、問題はそのパフォーマンス。MacBookと同じ低消費電力を特徴とするIntelのYシリーズと呼ばれるチップを採用しているため、性能を期待はずれと批判する声も少なくなかった。
いち早くMacBook Pro(2018)を入手しているYouTuberのKraig Adams氏によると、MacBook Air(2018)でも「Final Cut Pro」なら4K動画の編集は全く問題ないようだ。
編集は全く問題なし、書き出し時間に性能差が出る
Adams氏が利用しているモデルはMacBook Air(2018)の下位モデル。RAMは8GB、SSDは128GB。さすがにストレージ容量の観点からこの構成では動画編集ができないため、IP55の防滴性と防塵性を備えている外付けSSD「SanDisk ポータブルSSD 500GB Extreme」を使用したとのこと。
「Final Cut Pro」では「高品質」ではなく「パフォーマンス優先」にして使用しているといい、普段と変わらず編集できていると語っている。
性能差が明確になるのは書き出し時間。10分のビログ動画に対し、MacBook Proは7分で完了するところをMacBook Airは15分かかっている。使用していたMacBook Proは3.3GHzの「Core i7」プロセッサーに16GBのRAMを搭載した2016年モデル。
結論として、Adams氏はMacBook Air(2018)のパフォーマンスに全く不満がないそう。MacBook Air(2018)のベンチマークスコアによるとCPUは12インチ型MacBookの最上位モデルと同等のパフォーマンスを発揮できるようなので、やはり”そこそこデキるヤツ”という認識で間違いなさそうだ。
なお、MacBookシリーズを比較するとMacBook Proとの重量差はわずか120g。書き出し時間の短縮は作業時間の短縮になることから、動画編集を可能にする作業環境が必要なのであればMacBook Air(2018)よりもMacBook Pro(2018)の方が作業効率が高いのではないかと思われる。
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(via 9to5Mac)