一部航空会社、リコール対象に関係なくすべてのMacBookを機内持ち込みに限定へ
カンタス航空はすべての15インチモデルを機内持ち込みに限定するだけではなく、機内での使用を禁止する方針
Appleが今年6月、2015年モデルを対象とした「15インチMacBook Pro バッテリー自主回収プログラム」を発表したことを受け、連邦航空局がリコール対象の15インチMacBook Proを航空機内持ち込みを禁止することを発表。
さらに多くの航空会社が対応を発表。ヴァージン・オーストラリア航空はすべてのMacBookはお預け荷物は禁止し、機内持ち込みのみ許可すると説明している。つまり、リコール対象のモデルではなかったとしても、機内持ち込みに限定する方針だ。
Important information for passengers travelling with Apple MacBooks:
Due to a worldwide recall by Apple of a number of Apple MacBook batteries, ALL Apple MacBooks must be placed in carry-on baggage only. No Apple MacBooks are permitted in checked in baggage until further notice.
ヴァージン・オーストラリア航空はまだ機内持ち込みができる上に使用できるため、問題はない。カンタス航空はさらに厳しい。ZDNetによると、すべての15インチ型MacBook Proを手荷物限定にするだけではなく、機内での使用を禁止する方針を明らかにしている。
“Until further notice, all 15-inch Apple MacBook Pros must be carried in cabin baggage and switched off for flight following a recall notice issued by Apple,” a Qantas spokesperson told ZDNet.
つまり、MacBook Pro(2019)の15インチモデルだとしても、機内での使用は禁止。フライト中に開くことは許されない。
対象となっている2015年モデルと2016年モデル以降では見るからにデザインが異なるので、何も15インチモデルをすべて禁止しなくても、と思ってしまうが、念には念を入れる、ということなのだろうか。
「15インチMacBook Pro バッテリー自主回収プログラム」の対象となるMacは、米国内だけで43万台以上、日本国内では2万台以上が対象と見られている。自分のMacBook Proが対象であるかどうかを確認するためにはシリアル番号を確認した上でサポートページから確認できる。
(Source: The Verge)