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「macOS Sierra」のSafari、Flashをデフォルトでブロックする仕様に

Safari 10 flash off
【image via WebKit

OSやブラウザが進化すればするほどAdobe Flashがますます生きづらい世の中になってきている。

WebKitの公式ブログによると、macOS Sierra」に搭載されている「Safari 10」はFlashをデフォルトでブロックする仕様になっていることを明らかにしている!

プラグインがインストール済みでも無いように振る舞う

公式説明によると、「Safari 10」はFlashだけではなく、Java、Silverlight、QuickTimeなどのプラグインがインストールされていてもウェブサイト側に通知しない仕様になっている模様。

仕組みとしては、「HTML 5」プレイヤーが用意されていない場合、仮にFlashプラグインがインストールされていた場合でも「Flash isn’t installed(Flashがインストールされていません)」という案内とともにAdobeの公式ダウンロードリンクが案内される。ユーザーがダウンロードリンクをクリックすると、冒頭のスクリーンショットのように表示中のサイトに対して常時Flashを使用するか、一度だけ使用するかを選ぶメニューが表示される。

Of these plug-ins, the most widely-used is Flash. Most websites that detect that Flash isn’t available, but don’t have an HTML5 fallback, display a “Flash isn’t installed” message with a link to download Flash from Adobe. If a user clicks on one of those links, Safari will inform them that the plug-in is already installed and offer to activate it just one time or every time the website is visited. The default option is to activate it only once. We have similar handling for the other common plug-ins.

これは「Google Chrome」が発表した方針と同じ。HTML5プレイヤーが用意されている場合、Flashを起動すること無くHTML5を優先して起動する仕組みになっている。

Flash離れは昨年から加速している。「Google Chrome」は2015年9月1日からFlash広告はデフォルトで停止している。YouTubeもデフォルトの動画プレイヤーをFlashからHTML5に切り替えたことを発表している。

(via SlashGear

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執筆者g.O.R.i
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