Microsoft、スマートフォン事業の縮小を発表ーー従業員1,850人を削減
2014年4月に買収が完了したNokiaを傘下に迎え入れ後発ながらも再起を目指したMicrosoftだが、力及ばずだったようだ。
本日、Microsoftはスマートフォンにおけるハードウェア事業の縮小を正式に発表した。この影響で合計1,850人もの従業員がリストラ対象になるようだ。
「Windows 10 Mobile」「Lumia」のサポートは継続
MicrosoftのCEOであるSatya Nadella氏によると、今後、同社ははセキュリティやマネージメント、「Continuum」機能など他社と差別化できる分野において注力するとコメント。引き続きデバイスやクラウドサービス上におけるイノベーションを続けると語っている。
ロイターによると、
“We are focusing our phone efforts where we have differentiation — with enterprises that value security, manageability and our Continuum capability, and consumers who value the same,” said Satya Nadella, chief executive officer of Microsoft. “We will continue to innovate across devices and on our cloud services across all mobile platforms.”
via Microsoft announces streamlining of smartphone hardware business | News Center
ロイターによると、「Windows 10 Mobile」「Lumia」のサポートは継続するとのこと。ただし、新しいスマートフォン本体を発表するかどうかは明らかにしていない。
スマートフォン分野において存在感をほとんど示すことができず、消え去っていったMicrosoft。とは言えこれからもスマートフォンを中心としたモバイルデバイスは我々ユーザーにとっては欠かせない。今後Microsoftがどのような戦略で巻き返しを図るのか、注目だ。
(via Linkman)
アップルがiPhoneを発表する以前から、スマートフォンを作り続けていたのに、ユーザー無視で、まともなOS開発もできないから、こんな結果なんでしょうね。