ドコモ、Xi(クロッシィ)対応スマートフォンを2011年冬に発売予定
本日、ドコモが提供中のLTEサービス「Xi(クロッシィ)」の今後の計画について言及した。どうやら、モバイルWi-Fiルーターから順に今年中に同サービスに対応したタブレットとスマートフォンを発売する予定だそうだ。
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Xiの契約数は3月末で2万6000だが、2011年度は端末ラインアップを拡大し、100万契約まで引き上げるのが目標。7月には札幌市、仙台市、金沢市、高松市、広島市、福島市にエリアを拡大。11年度はLTE関連で1000億円を投じ、年度末までに県庁所在地級都市へのエリア拡大(基地局5000局・人口カバー率約20%)を計画している。2014年度には1500万契約を目指す。
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上記発表資料によると、モバイルWi-Fiルーターは今年夏、タブレットは今年秋、スマートフォンは今年冬までに発売する計画が進められているらしい。
そもそもXi(クロッシィ)がどれぐらいの速度かというと、以下の通り。
受信時最大37.5Mbps、送信時最大12.5Mbpsの高速データ通信
(Xiエリア内一部の屋内施設では受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbps)
数字だけだと正直ピンとこないので、今多くの人が使っているFOMAハイスピードというサービスの通信速度は以下の通り。
受信時最大7.2Mbps、送信時最大5.7Mbpsの高速パケット通信
Xi(クロッシィ)対応機種になると、ざっと下りは5倍以上、上りは2倍以上の通信速度になるそうだ。iPhoneユーザーとしては喉から手が出る程羨ましいドコモのインフラだが、それがさらに高速化するとなると、その頃のAndroid端末次第では乗り換えを本気で検討しなければならないかもしれないね。ソフトバンク、頑張れ。
(via ITMedia)