”Anker史上最高傑作”の完全ワイヤレスイヤホンが発売。心拍数も計測可能だが、その正確性は?
「Soundcore Liberty 4」を販売開始。シリーズ最高の音質、3Dオーディオの対応、ヘルスモニタリングのサポートなどを実現
Ankerが10月27日、プレスイベント「Anker Power Conference 2022 Fall」を開催。”欲しい機能が全て揃ったAnker史上最高傑作”と謳う完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 4」を販売開始した。
”最高傑作”の機能や特徴、強みとは
特徴は、シリーズ最高の音質、3Dオーディオの対応、Anker独自技術のウルトラノイズキャンセリング2.0の搭載、ヘルスモニタリングのサポート、快適なつけ心地の実現。まさに”全部入り”と言っても過言ではない、機能盛りだくさんのモデルだ。
2つのダイナミックドライバーを1つのモジュールに統合して同軸上に配置したAnker独自の音響構造「A.C.A.A (同軸音響構造)」が最新版に進化。3Dオーディオはヘッドトラッキングに対応し、ライブ会場や映画館で音楽を聴いているような360°の音響体験を楽しめる。
「ウルトラノイズキャンセリング2.0」は外部環境に合わせてアクティブノイズキャンセリングの強度を自動で調整できることをアピールしているが、現地で試したところ、ノイズキャンセリングが有効化されていない「標準モード」でも高い遮音性を確認できた。
外音取り込みモードも対応しているが、AirPods Proのような”耳の拡張”とも言えるリアリティある音は再現できておらず、電子音で再現したような音質になっている点は注意しよう。耳からイヤホンを外さずに周囲の音を確認する上では問題ないだろう。
イヤホン単体で最大9時間の電池持ちは、イヤホンを挿しっぱなしで1日過ごしてしまう人が重宝するはずだ。充電ケースとの組み合わせで最大28時間の連続再生に持ちこたえられる。
Soundcore Liberty 4の隠れた魅力は、Anker独自の2層構造CloudComfortイヤーチップの採用。耳にフィットしやすい構造になっているだけではなく、着脱時にイヤーチップが裏側ってしまうことを防ぐ仕組みだ。
”最高傑作”の機能や特徴であるヘルスモニタリング機能を試す
Soundcore Liberty 4は、音楽を聴くためのイヤホン以上の役割も担うポテンシャルを持つ。Soundcoreアプリで使える機能も拡充し、心拍モニタリング、ストレスチェック、姿勢リマインダー、ワークアウト機能等を確認できるヘルスモニタリング機能を新たに搭載した。未来のSoundcoreシリーズは、「高音質な音楽を流せる生活指導ガジェット」でも目指しているのだろうか。
気になる心拍センサーの精度だが、Apple Watchの心拍センサーと照らし合わせたところ、多少の誤差はあるがほぼ同じ数値をリアルタイムで表示していた。Apple Watchの計測値が正確だとすれば、Soundcore Liberty 4も正確と言えるだろう。
Soundcore Liberty 4は14,990円で販売中。ミッドナイトブラック、クラウドホワイトの2色に加えて、2023年春にはワインレッドとスカイブルーの2色が登場する予定だ。