【レビュー】「Bose QuietControl 30」はノイズキャンセリングが調整可能、ネックバンドは意外と気にならない
気付いたら僕は毎日Bose製品を使っていた。自宅や移動中は「Bose QuietComfort 35」を、ジムでトレーニング中は「Bose SoundSport」で集中。余談だが、ジム常連のおじいちゃんに使わせてあげたら感動していた。
さて、この通りBose漬けの毎日を過ごしている僕だが、縁あって2016年11月1日に開催された「BOSE秋の製品体験会」に参加させて頂くことができた。先日発売されたばかりの「QuietControl 30」を試す機会がったので、数分間体験した範囲で伝えられるレビューを紹介する!
最大の強みはアプリで調整可能なノイズキャンセリング
まずは外観をチェックしておこう。イヤピースは「Bose SoundSport」に近い印象。僕の耳との相性が良いのか、フィット感は非常に良い。ノイズキャンセリング機能を搭載していることが「Bose QuietControl 30」の強みではあるが、付けているだけでも十分音をシャットアウトしてくれる。

こちらがリモコン。ボタンの押しやすさは良好。中央のボタンが出っ張っているため、リモコンを見ずに操作するのも難しくない。

このリモコンのポイントは音楽の操作だけではなく、ノイズキャンセリングの操作も行うことができるということ。少し分かりづらいが、リモコンの側面にはノイズキャンセリングの度合いを調整するボタンが用意されている。

これが首にフィットする軽量ネックバンド。この中にアクティブノイズキャンセリングに必要とするマイクやバッテリーが内蔵されている。また、コードがネックバンドの先端から出る構造ではないため、他社製品と比較して付け心地が良いと説明された。確かに言われてみればそうかもしれない。

このバンドは見た目よりも柔らかく、軽く、実際に付けてみてもその重さは全く気にならない。イヤピースを含む本体の重さは28.4g。気にならないのは当然かもしれない。

「QuietControl 30」の魅力はアプリによるノイズキャンセリングの調整が可能であること。これは「QuietControl 30」限定の機能となっていて、「QuietComfort 35」では利用できない。

ネックバンドは服と溶け込むので意外と気にならない
では肝心な音質はどうか。
実際に「QuietControl 30」で音楽を聴いてみたところ、「QuietComfort 35」で一度感動したノイズキャンセリングをイヤホンでも体験することができ、またしても感動。Boseのノイズキャンセリングは本当によくできている。ノイズキャンセリング独特の圧迫感が少ないのにも関わらず、雑音をしっかりとシャットアウト。音楽に集中することができる。
付け心地も「SoundSport」に近いため、長時間の使用は問題無さそうだ。なお、「QuietControl 30」の電池持ちは10時間。フル充電に2時間掛かる。
外観でも書いたが、ネックバンドは僕が思っていたほど気にならなかった。

「ノイズキャンセリングは魅力的ですが、ネックバンドってダサくないですか?」とスタッフに問いかけつつ、いざ付けてみると「あれ、でも意外と気にならないですね」と言い放つ僕。

どうだろうか。白いTシャツを着ている時に付けていると少々目立つかもしれないが、それ以外であれば思いの外目立たない。

思っていたよりも良かったので急に欲しくなってきた僕の笑顔。ノイズキャンセリング対応のワイヤレスイヤホンが欲しいという人にとって「QuietControl 30」はとても魅力的な選択肢に違いない。

「Bose QuietControl 30」は人気のあまり、現在3〜6週間の入荷待ち状態となっている。AmazonまたはBOSE公式ストアにて34,560円で販売されているので、年内に欲しい人は今のうちに予約しておくべし!
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