Samsung、中国のプレスイベントでサクラを大量採用したことがバレる
【img via Samsung Galaxy S6 Edge by Janitors】
プレスイベントに参加している人数の半分がサクラだったとか……いくら何でも酷すぎるのでは……?!
WantChinaTimesによると、先日中国で行われた「Galaxy S6」「Galaxy S6 Edge」のプレス向け発表イベントにてサクラを500人も採用していたと報じている!
30歳以下で学生に見える男女500人を募集
プレスイベントには合計1,000人が参加した模様。要は2人に1人はサクラだったのだ。飛ぶように売れていると公言していたはずSamsung自慢のフラッグシップモデルだが、中国では苦戦を強いられているのだろうか。
実際にリクルーターとしてサクラを紹介した人物によると、Samsungは30歳以下で学生に見える男女500人を採用し、1時間参加することを条件に約570円が支払われたとのこと。紹介者には約380円が支払われる仕組み。
よって、Samsungはサクラを集めに約475,000円相当の費用を注ぎ込んだことになる。想像よりも低コストだ。
サクラはプレス関係者に質問された場合、プレスイベントに参加している理由をSamsungのファンであるから、もしくはSamsungの最新デバイスに興味があるからと答えるように指導されていたが、参加者の半分は「Galaxy S6」と「Galaxy S6 Edge」をiPhoneで撮影していた模様。残念すぎる。
完全にiPhoneとXiaomiに乗っ取られた中国市場のシェアを取り返したいSamsungだが、日本市場からの撤退が囁かれるなど世界的に見ても以前あったような勢いが完全に失われている。
「Galaxy S6」と「Galaxy S6 Edge」自体は今のところ高い評価を得ているように見受けられるが、中国市場ではサクラを導入してまででも盛り上がりを見せなければ見向きもしてくれないほど苦しい状況なのだろうか。
(via phoneArena)