「デジタルロッカー」とは一体どんなサービス?

デジタルロッカー

今日のアマゾンの発表もあったが、今年は「デジタルロッカー」という言葉を耳にすることが多そうなので、一通り調べてみた。

「デジタルロッカー」とは、一言で言うとクラウド上に音楽や動画などのデジタルデータを保存するサービスである。ユーザーはそのデータをローカルに保存することも、ローカルからクラウド上にデータをアップロードすることも可能だが、最近の流れとしては、アマゾンの発表にもあったようにクラウド内でファイルのやり取りをし、コンテンツにアクセスする際はストリーミングすることが想定されている。Amazonを例にとると、ユーザーは楽曲を購入すると、無料で与えられた5GBのクラウドストレージスペースにデータが保存される。Android端末で曲を聞ききたい場合は、専用アプリを起動してストリーミング再生をする、という利用方法になる。

Amazonが先陣を切ってリリースしたが、AppleやGoogleも同じようなサービスを現在進めていると伝えられている。AppleはiTunesのクラウド化、もしくはMobileMeを強化したクラウド型サービスを準備中との情報もあり、WWDCも数ヵ月後に控えているのでAppleのリソースを利用したデジタルロッカーサービスが登場する可能性が高い。Googleについては社内でGoogle Musicをテスト開始した、という情報がCNetに書かれていた。

デジタルロッカーサービスを進めているのは大手だけではない。先日紹介したGogobeansはまさにデジタルロッカー型のサービスである。振ると瞬時に情報の交換が出来るスピードが売りのサービスであるが、クラウド上にデジタルデータを予め保存しておけば該当するデータの公開先を変更しているだけなので相手の手元にファイルが手元に届けることが出来る。

デジタルロッカー型サービスが普及すれば、デジタルデータを全てクラウド上に保存する時代も十分にあり得る。ただ、同時にクラウド有りきサービスは通信インフラを酷使するので、ただでさえ通信に対する不満が多い現状の3G回線では正直現実的ではないだろう。4Gが一般的に浸透し、各端末が対応するまではしばらくはメインストリームになることはないだろうが、サービスプロバイダーにとっては既に激しいビジネスの戦場となっているようだ。

もっと読むAmazonまとめ