ARメガネの開発を”無期限に延期”、代わりにMRヘッドセットの低価格モデルを開発か
軽量で一日中装着できる「コンシューマーフレンドリーな製品は技術的に困難」と判断か
AppleはARメガネの開発計画を”無期限に延期”した可能性がある。Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏の最新ニュースレターによると、軽量で一日中装着できる「コンシューマーフレンドリーな製品は技術的に困難」と判断したという。
長年噂されているAppleのMR(複合現実)ヘッドセットは今夏前に発表すると見られているが、価格は3,000ドル(約38万円)になる見通し。一部の熱狂的なファンや技術者向けの製品を発表した後、一般ユーザー向けの製品としてARメガネが検討されていた。通話、通知、メールの読み上げなどiPhoneの機能を取り入れながら、現実世界にデジタル情報を重ねるAR機能が売りとなるはずだったが、既存の技術では実現できない。
仮にAppleがARメガネの開発を再開した場合、登場は「2027年より前は考えづらい」とMark Gurman氏は指摘する。Apple初の全自動電気自動車「Apple Car」と同時期になると見られる。
Appleは、代わりにMRヘッドセットの低価格モデルを準備中。機能を制限することで、1,500〜2,000ドル(約20〜26万円)になりそうだ。
もっと読む
2023.04.24
2023.04.04
2023.02.28
2023.01.09
2022.01.24
2021.08.30
2021.04.01
関連キーワード
コメント(0件)