Apple、独自のAIサーバー用チップを開発中か
将来的にAIの性能や効率が向上することが期待できる
Appleは独自のAIサーバー用プロセッサーチップを開発している可能性がある。Intel Pentiumプロセッサーなどを含む集積回路業界に25年の経験を謳うWeiboアカウントMobile chip expertが明らかにした。
AIサーバー用チップはTSMCの3nmプロセスを採用しており、2025年後半までに量産開始を目指しているという。独自のチップを用意することで、ソフトウェアとハードウェアの連係が向上し、AIの性能や効率が向上が期待できる。
Appleは「iOS 18」で多数のAI関連機能を発表するとみられており、競合サービスと異なり完全にオンデバイスで動作。クラウドベースで動作する競合AIに劣る部分は、GoogleのGeminiやOpenAIのChatGPTなど外部サービスとのライセンス契約で補完すると見られている。
しかし将来的には外部サービスへの依存度を徐々に下げ、自社サービスへ移行するのが”Apple流”。独自のAIサーバー用チップが量産される頃には、一部AI機能がクラウドを活用していても不思議ではない。
Mobile chip expertは過去に正確な情報を伝えた実績がある。iPhone 7の防水性能、iPhone 14シリーズの標準モデルとProモデルの差別化戦略などは、同アカウントが最初に伝えたものだ。
(Source: MacRumors)
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