Apple、USB-C用マグネット式アダプタの特許を取得!MagSafe復活に期待
「MacBook Pro(2016)」はあらゆるポートを捨て「USB-C/Thunderbolt 3」に乗り換えたが、同時に多くの人に愛されていたMagSafeも切り捨てた。
そこで、サードパーティメーカーはMagSafeを復活させようとマグネット式アダプタを開発。クラウドファンディングサービスに次々と登場した。
僕も実はその中の1つを支援したのだが、未だに手元に送られて来ない。もうMagSafeのことは忘れるしかないのか……と思っていたところに朗報が!
Mashableが、AppleがUSB-C用マグネット式アダプタの特許を取得していることを発見!もしかして将来的にMagSafe式USB-Cポートが復活するかも?!
あくまでもMac本体に取り付けるアダプタとして考案
特許に記された参考画像によると、Appleが考えるUSB-C用マグネット式アダプタはこれまでクラウドファンディングサイトに登場していたものとは少々異なる。USB-Cケーブル用アダプタとMac本体用アダプタをマグネット式にするものではなく、Mac本体用アダプタにMagSafeを接続できるようなアダプタとなっている。
MagSafeが復活してくれるだけでも十分嬉しいが、単にMagSafeを繋げることができるというのは「USB-C/Thunderbolt 3」のポテンシャルを活かしきれていない。可能であればデータ転送の機能もそのまま継続して使えるのが理想ではあるが、技術的に難しいのだろうか。
データ転送を売りにしていた「MagNeo」は昨年末に登場し、1月末までに出荷予定だったが未だに進捗無し。これは僕も支援し使うのを楽しみにしていたが、発送される気配が全くない。
データ転送を抜きにしても15インチモデルをフルスピードで充電できるW数を供給できるかどうかも重要。マグネット式アダプタを早々に発表したGriffinからは最大供給可能電力が100Wになったモデルも登場しているが、控えめに言ってもダサい。
MagSafeの恩恵を受けるためにはMacBook Proのアダプタに常時挿したままにしても違和感が少ないデザインが理想。果たしていつかMagSafeは復活するのだろうか。