【臭すぎる】約1.2kgの圧力でモップ掃除をしてくれるロボット掃除機が犬の糞に遭遇した。悲劇が起きた
2階まで匂ってくるほどの大惨事、ウンココーティングされた汚物フローリングの完成
僕はロボット掃除機に絶大の信頼感を寄せている。
1階にNarwal Freo X Ultra、2階にAnker Eufy Robot Vacuum Omni S1 Proを設置している。いずれの機種も10万円を超えるハイエンドモデルに分類される製品だが、ハイエンドモデルならではの全自動モップ機能を取り入れたことで、ロボット掃除機は生活になくてはならない存在になった。
ある日、妻と娘達が外出することになり、僕は1人で過ごす機会に恵まれた。1人で黙々と仕事ができる絶好のチャンスではあるが、最近1階に本棚を追加するなど家具の配置見直しを行ったため、床の汚れが気になっていた。1階のあらゆるドアを開放し、犬用の柵も外し、徹底的に床掃除をしてもらうことにした。
普段はロボット掃除機を就寝中に回す。1階に誰もいない状態で回すため、犬のトイレ周りなども含めてピカピカに掃除してもらえる。
今回もトイレ周りを含めて掃除してもらうため、ダイニングテーブルで仕事をしながら待機。ほぼ完了したことを確認し、犬のトイレを戻して2階に戻って仕事を再開した。
「ワン、ワン!ワン、ワン!」
僕の飼い犬は吠え出すと本当に五月蝿い。普段はAirPods Maxをして無視するところだが、吠え続けている状況に違和感を感じ、見に行くことにした。同時にNarwal Freo X Ultraも掃除が終了していて不思議ではない時間だったが、駆動し続けている状況も気になっていた。
階段に向かうとすぐに異変に気付いた。異臭がする。異臭というレベルではない。中学生時代、焼き肉を食べまくった翌日にベンチコートを着て猛烈な放屁によって下から上がってくる臭いに自ら失神しそうになった経験が蘇ってくる。蘇ってくるな。
……いや、自分の屁よりも臭い。(うるせーよ)
「これはヤバイかもしれない……」
悪臭の原因は、犬の糞。それ自体は良くあることで、気づき次第片付ければ良いのだが、僕よりも先に気付いてしまったヤツがいた。
気付いた、というより気付かなかったと言うほうが正確だろうか。
#ルンバクライシス
僕が絶大の信頼感を寄せていたロボット掃除機だ。掃除を終えたはずのNarwal Freo X Ultraが、素晴らしい吸引力と強力なモップ圧力で犬の糞を拭き上げてしまったのだ。
もうこの際、恐れずに言おう。我が家リビングは「ウ○コまみれフローリング」となってしまったのだ。
ロボット掃除機が犬の糞を誤って拭き上げる大惨事を、僕は“ルンバ・クライシス”と呼ぶ。勝手に決めた。万が一皆さんが同じ境遇になったら、是非 #ルンバクライシス で各種SNSに投稿してもらいたい。
……何の話だ。話を戻そう。惨事を目の当たりにして、僕は思った。
「これはマジでヤバイ。」
写真を撮る暇もなく、真っ先に悲劇の残骸処理を行った。犬にも人間にも優しい材料を使っていながらも驚くほど汚れが取れるiHerbで購入したスプレーを使い、必死に拭き上げる。と、その前にロボット掃除機の動きを止めることが先決だと気づき、本体の物理ボタンを押す。ホームステーションに放り込み、床掃除を再開した。
Narwal Freo X Ultraの魅力は、約1.2kgの圧力で拭き上げるモップ掃除機能だ。ロボット掃除機も、まさか1.2kgの圧力で犬の糞を床に塗りつぶすことになるとは思わなかっただろう。糞は床にのめり込む勢いで押し潰されていた。モップ掃除機能の能力を思いも寄らない形で実感できた。
「助っ人を呼ぼう」
床の現状復帰に成功してからは、床掃除のやり直しが必要だ。糞との接触後、どの程度掃除をしていたか分からないが、「とにかく全部やり直しだ」と心の中で叫ぶぐらいには部屋が臭かった。2階からAnker Eufy Robot Vacuum Omni S1 Proを持ち出し、即座にマッピングさせすべての床掃除をやり直してもらった。モップ掃除機能は、リアルタイムでモップを清潔に保つことができるAnker製のほうが優れており、ピンチヒッターとして適役だった。
Anker Eufy Robot Vacuum Omni S1 Proのマッピング機能は非常に優秀で、瞬く間に「ウ○コまみれフローリング」を拭き上げてくれた。リアルタイムでモップを清掃する機能が備わっているからこそ、安心して任せられる。
しかし、臭い。まだまだ臭い。なんという臭さだ。とにかく換気しなければと思い、SwitchBotから提供してもらったサーキュレーターを引っ張りだし稼働開始。自宅にあるモデルはバッテリーで動作しないモデルだが、入手して以来、最もサーキュレーターらしい活躍を見せてくれた。
窓をすべて開き、風で花瓶が倒れ水浸しになる泣きっ面に蜂的ハプニングなどもあったが、確実に換気はされていた。
なぜ臭いが消えないんだ
……しかしまだ臭い。どんだけ臭いんだ。もはやフローリングに塗り込むレベルだったのだろうか。最悪すぎる。
ここで僕はようやく気付いた。「ウ○コまみれフローリング」というだけではない。「ウ○コまみれロボット掃除機」が生まれていた恐れがある。
僕は無駄に自分の鼓動を感じながら、ロボット掃除機を恐る恐るひっくり返す。
なんですかwこの記事はw
とにかく、誰かに聞いてもらいたかったのですね・・。
それにしても、奥様の勘の鋭さよ。
朝からmixiの投稿を見て「うっ」っとなりましたがモザイクかかっていたのでなんとかなりました。
アツく、読ませる文で申し訳無いですが笑ってしまいました…。ごめんなさい。
でも、我が家も気をつけないといけないと思いましたw
うわあああああ!想像しただけで身の毛がよだつぜ!
運が無かったですね