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ロボット掃除機はハイエンドモデルを買え。全自動モップ機能付きを買って良かったと思う理由

ハイエンドロボット掃除機「Narwal Freo X Ultra」をレビュー

Narwal Freo X Ultra Robot Cleaner Review 01

ロボット掃除機は「あったらそれなりに便利だろうな」という共通イメージはありつつも、「でも高い」「でもゴミ捨てが面倒」「でも結局は手で掃除しないといけないんでしょ?」など、購入意欲を自らそぎ落とす言い訳をしてしまう製品でもある。

いざ購入を決意するものの、様々なメーカーから複数のモデルが登場しており「何を買えばいいか分からない」という新たな壁にぶち当たる。吟味した結果、「意外とダメだったときのために安めのモデルを買おう」とようやく手に入れたものの、床が多少綺麗になっている実感はありつつも期待は超えてこない。

これが一般的なロボット掃除機の購入体験ではないかと想像する。

2つの異なるメーカーから発売されているハイエンドのロボット掃除機を各階ごとに設置している僕から言わせてもらいたい。ロボット掃除機はハイエンドモデルを買え。いえ、ハイエンドモデルを是非買ってください。

その理由を、ハイエンドロボット掃除機「Narwal Freo X Ultra(ナーワル・フレオ・エックス・ウルトラ)の紹介とともに解説する。

なぜハイエンドモデルを選ぶべきなのか

Narwal Freo X Ultra」はメーカーより提供してもらった。これまでAnkerのロボット掃除機を中心に使ってきたため、白いロボット掃除機は新鮮だった。白をベースに明るめの木目調を基調としたリビングルーム空間にしている我が家としては、白ベースのロボット掃除機のほうが空間にマッチする。

Narwal Freo X Ultra Robot Cleaner Review 02
ウォーターサーバーとの相性も良い

見た目も大事だが、ロボット掃除機は性能が重要だ。安ければ数万円で購入できるものもあれば、15〜20万円のものもある。その違いはどこにあるのか。

通常販売価格が約15万円の「Narwal Freo X Ultra」に特化して説明すると、以下のような強みがある。

  • 強い吸引力:最大8,200Paの吸引力は競合他社含めてトップクラス
  • ゴミを圧縮、ゴミ捨ての頻度を削減:使い捨てダストバッグでも7週間以上はゴミをため込める
  • 静か:ゴミの圧縮作業中も、モップ洗浄中も、とにかく驚くほど静か
  • モップの自動洗浄・自動乾燥機能:モップのメンテナンス頻度を削減
  • 高圧・高回転おにぎり型モップ:押して拭くモップ機能で床がピカピカ
  • 高いマッピング・センシング機能:床に荷物を放置してても上手に回避して床掃除をしてくれる

一言でまとめるとすれば、「しっかりと床掃除をして、その上で人間が雑巾がけしたようにモップがけをしてくれる。ゴミ捨てもモップ掃除も代わりにやってくれる。寝ている間に動かしておけば朝起きたら床が綺麗になっているロボット掃除機」だ。

これらを踏まえた上で、僕が「Narwal Freo X Ultra」を使っていて気に入っているポイントを紹介する。

Narwal Freo X Ultraの気に入っているポイント

メンテナンスが楽。毛絡みがない

ロボット掃除機未経験者が勘違いしていることがある。ロボット掃除機はあくまでも「床掃除をする」部分を代用してくれるだけであり、ゴミ捨ては別だ。

ロボット掃除機は価格に関わらず床の吸引掃除はしてくれるが、一般的な掃除機と同様に、掃除機のメンテナンスも必要だ。ゴミ捨ても定期的に行わなければならない。

Narwal Freo X Ultra」は本体内にゴミを空気で圧縮する機能が備わっているため、7週間以上ゴミ袋を交換する必要がない。ロボット掃除機を使ったことがある人であれば「スゲェじゃん」となるだろう。

ゴミ収集機能付きのロボット掃除機は、「ギュウウウウン」という甲高い音を鳴らしながら勢いよくゴミを数秒間かけて吸い込むが、「Narwal Freo X Ultra」の圧縮機能は注意深く聞いていなければ気付かない。静音性にも一役買っている。

一般的に掃除機は、ブラシ部分に毛が絡み除去する手間が発生する。「Narwal Freo X Ultra」は世界初となる絡まりゼロのフローティングブラシを採用。我が家では女子3人、メス犬1匹という長髪散乱リスクの高い環境だが、使い始めて1カ月経った今のブラシはこの通り、ほとんど毛絡みがない。これには正直かなり驚いた。
Narwal Freo X Ultra Robot Cleaner Review Photos 02

モップはステーション内で清掃・乾燥を行うため、一定期間はメンテナンスせずに使い続けられる。
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なおモップ機能による汚水は定期的に交換する必要があり、恐ろしく臭い。胃腸が調子悪い時の僕の屁は猛烈に臭いが、それをダイレクトに嗅いでいる僕でも厳しい。こればかりはどの機種でも仕方ない。

モップ機能が最高に便利

フローリングがある家に住んでいるのであれば、モップを体験すれば戻れなくなるだろう。濡れた布を引きずって「モップ掃除」と呼ぶ安価なモデルとは次元が違う。床が目に見えてピカピカになるのだ。

写真では伝わりづらいが、回転型モップが拭いたあと薄く水拭きした跡が残る。水拭き跡は残らない。
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モップ部分を回転させながら動かすため、壁ギリギリまでしっかりと拭き上げてくれる。
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我が家はラグなどを置いていないが、ラグを検知すれば自動的にモップを持ち上げるため濡れる心配がない。
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このモップ機能は、犬を飼っている我が家では欠かせない。トイレから糞が外れてしまった際に、糞を片付けてもうっすらと床に跡が残っている。これまでは手磨きだったが、面倒で仕方がない。これを「Narwal Freo X Ultra」が代用してくれることで、掃除の手間が格段に減った。

一度使えば使い方をすぐ覚えるアプリ

Narwal Freo X Ultra」のアプリは起動直後の画面がごちゃっとしており、タップエリアが不明確で「分かりやすい」とは言い難い。しかし一度使えば何がどこにあるのかすぐ分かる。
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最初にマッピングを行い部屋を覚えさせれば、あとは好みの設定で掃除を行う。部屋によってゴミ掃除のみや水拭きのみ、両方行うことができる。僕は基本的に両方やってもらっている。
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アプリではどこの部屋を掃除しているか、リアルタイムで確認できる。進捗状況や掃除時間も表示される。
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これまで同じ場所でAnkerの「Eufy Clean X9 Pro with Auto-Clean Station」を使用していたが、掃除時間が3倍近く違う。Anker製のロボット掃除機の仕上がりには不満はなかったが、掃除している様子を見ていると「Narwal Freo X Ultra」は何度も掃除ステーションに戻りモップを清掃している様子が確認できた。道理で時間が掛かるわけだ。
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Narwal Freo X Ultraのある生活のリアル

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ハイエンドロボット掃除機があることで生活はどのように変わるのか。我が家の経験をもとに、説明しておきたい。

我が家では「Narwal Freo X Ultra」を2〜3日に1回動作している。リビングルームと食卓を中心にゴミ掃除と水拭きを家族全員が寝ている間に動作させている。床にモノがあっても回避してくれるが、極力床全体を掃除してもらいたいため、掃除する前に床にあるものを片したり、食卓の椅子を配置したりしている

基本的に床掃除はロボット掃除機に頼りっぱなし。隙間などの掃除はDyson V12シリーズを使い、週に1回程度行っている。「Narwal Freo X Ultra」の床掃除精度に不満はないが、やはりダイソンのほうが吸い取れている印象がある。

「だったら最初からダイソンで良いのでは?」と思う人もいるだろう。しかし小さい子どもと犬がいる中、綺麗に越したことはない床掃除をロボット掃除機に託せることは精神的にラクになる。ダイソンや別の高温洗浄モップを使って90点の床掃除を目指すよりも、75点の掃除をしてくれるハイエンドロボット掃除機に託したほうが良い。モップ掃除も兼ねてくれるため、間違いなく時間が節約できる。

ハイエンドロボット掃除機は、安価なモデルよりも確実に床掃除をした上で、モップ掃除も単に「濡らした布で拭く」のではなく「圧力を掛けて汚れて拭き上げる」ためフローリングがピカピカになる。ゴミ捨て、モップ清掃、水の入れ替えの手間は必ず発生するが、僕の使用頻度であれば10日に1回程度で済む。

僕は床にあるモノを拾ってから動作させるが、モノが落ちていていも上手に回避してくれる上に、ギリギリの隙間をロボット掃除機なりに悩みながら掃除してくれる。「床にあるモノを拾うの画面倒」という人は、難しく考えすぎだ。困ったら机の上にすべて置けば済む話。意外と簡単だ。

ロボット掃除機は、床掃除を代用してもらうために導入するはずだ。ハイエンドモデルのほうが、期待以上の掃除をしたもらえる。初期費用は大きくなるが、その分時間は生まれる。僕のように夜動かしておけば、朝起きてピカピカの床に迎えられると非常に気持ちが良い。

Narwal Freo X Ultra」は現在、約5万円オフで購入できる。子どもやペットがいる家庭、床で安心してゴロゴロ過ごしたい人、床掃除はしたいが時間が無い人は、是非購入を検討してもらいたい。

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更新日2024年07月09日
執筆者g.O.R.i
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