iMac Pro、「Touch Bar / ID」に対応する可能性?!「Security Enclave」を内蔵していることが判明
史上最強のMaciMac Proが12月に発売される。モジュール型「Mac Pro」の開発も進められている中、iMac Proを買うべきか「Mac Pro」を待つべきか微妙なところではあるが、気になる情報をPike’s Universumが伝えている。
「macOS High Sierra」のベータ版内に発見されたファームウェア情報によると、iMac Proには「MacBook Pro(2016)/2017」と同様に「Security Enclave」としてARMコプロセッサーを内蔵していることが明らかになった。このことから、iMac Proは「Touch Bar / ID」に対応する可能性が浮上してきた。
まさに最強!Xeonプロセッサが選択可能に?!
AppleはiMac Pro発表時にTouch Barおよび「Touch ID」の対応については触れていない。また、公式ページを見ても対応している様子はない。
さらに、Pike’s UniversumはiMac ProがIntelのサーバーグレードプロセッサ「Skylake-EX」「Skylake-EP」を使用していることが明記されていると指摘。デスクトップクラスの「LGA2066」ソケットではなく「LGA3647」ソケットを使用することも確認できていることから、iMac Proはコードネーム「Purley」と名付けられたサーバークラスのXeonプロセッサが選択可能になっていると予想できる。
OSのファームウェア情報から取ってきていることもあり、Pike’s Universumの情報精度は非常に高い。今年4月には新型iMacのプロセッサーは「Xeon E3-1285 v6」、RAMは標準で16GB、最大64GBまで拡張可能なECCメモリを搭載であると紹介。「NVMe Express」対応のSSD、VRやプロ向けアプリをサポートするためにAMD製のGPUを搭載し、「USB-C/Thunderbolt 3」ポートも用意されると指摘していた。
実際に発表されたiMac Proは8コア/10コア/18コアから選ぶことができ、メモリは標準で32GB、最大128GBまで拡張可能に。GPUは「Radeon Pro Vega 56」を採用し、3GB/sのSSDを最大4TB、「USB-C/Thunderbolt 3」ポートは4ポート搭載。
今回明らかになった仕様が事実だとした場合、iMac Proは完成されたプロ向けマシーンになりそうだ。「Mac Pro」はモジュール型になりユーザー自身で拡張することができるが、iMac Proは恐らくAppleが現時点で提案できる最も良いディスプレイと最も良いスペック、最も良いキーボードとマウスを組み合わせたオールインワンになるではないだろうか。
iMac Proは4,999ドルからとなっているため、日本では少なくとも55万円以上になることは確実。「Mac Pro」の全盛り(周辺機器は含まず)は税別728,800円。iMac Proの全盛りは一体いくらになるのか、楽しみだ。
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(via 9to5Mac)