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Apple純正カレンダーとヘルスケアアプリ、大幅刷新は来年?AI機能の開発に時間

買収したMayday Labsの技術統合やAI健康コーチング機能の実装が来年に持ち越し

Rohan pLeT6Lxft4Y unsplash

Appleはカレンダーアプリヘルスケアアプリの大幅なアップデートiOS 27まで延期することを決定した可能性がある。BloombergMark Gurman氏が報じた。当初はiOS 26での実装が予定されていたが、開発により多くの時間が必要と判断されたためだ。

iOS 26では新しいガラス調デザインや新しいゲームアプリ、プレビューアプリなどが搭載される予定だが、この2つの重要なアプリの刷新は来年まで持ち越されることになる。

AI搭載カレンダーアプリの詳細

カレンダーアプリの具体的な変更内容についてGurman氏は明らかにしていないが、Appleが2024年4月に買収したMayday Labsの技術が大きなヒントとなっている。Mayday Labsは、iPhone、iPad、Mac向けにAI搭載のカレンダー、タスク管理、スケジューリングアシスタントを開発していた企業だ。

同社のアプリは、AIを活用してユーザーのイベントやタスクを最適な時間に自動配置する機能を持っていた。さらに、ユーザーのスケジュール設定の好みや日常パターンを学習し、時間の経過とともにカレンダーをより最適化する能力も備えていた。

Maydayのウェブサイトによると、このアプリは他のユーザーと連携して使用する際に最も効果を発揮した。例えば、同僚との会議を両者が空いている時間に自動的にスケジュールしたり、柔軟性を保つための自動リスケジュール機能も提供していた。買収後、同アプリはすぐにサービスを終了している。

AI健康コーチング機能の延期

ヘルスケアアプリについては、Gurman氏が以前から報告していたAI搭載の健康コーチング機能が追加される予定だった。この機能は、パーソナライズされた健康アドバイスを提供するものとして期待されていた。

当初はiOS 19.4(iOS 26.4)での実装が予想されていたが、こちらも少なくともiOS 27まで延期されることが明らかになった。このアップデートは来年にリリースされる予定だ。

Apple Intelligenceとの統合

これらの機能は、AppleのAI戦略であるApple Intelligenceの傘下で統合される可能性が高い。Maydayの技術や機能がAppleのカレンダーアプリに組み込まれることで、iPhone、iPad、Mac全体でより賢いスケジュール管理が実現すると予想される。

ただし、これらの革新的な機能を体験するには、iOS 27のリリースまで待つ必要がありそうだ。

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執筆者g.O.R.i
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