iPad Pro、GPUは12コアもあることが判明!「iPhone 6s」の2倍
iPad Proのレビュー記事では何が “Pro” なのかピンと来ないとこき下ろしたが、少なくともハードウェアの性能としては “Pro” という何相応しい性能を持つ。
RAMは4GB、「A9X」の動作クロック数は2.25GHz。CPUのコア数こそ2つ(デュアルコア)ではあるが、Chipworksの調べによると、iPad Proに搭載されているGPUのコア数は12コアもあることが明らかになった!
「iPhone 6s/6s Plus」の2倍も多いコア数を搭載
今年発表された「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」のCPUは2コア、GPUは6コアと大幅にスペックアップされている。ブラウジングしていても快適になったことが体感できるほどの変化はある。
その快適になったiPad ProのGPUコア数は「iPhone 6s」シリーズのなんと2倍。12.9インチディスプレイに詰め込まれた500万以上もあるピクセル数を出力するために必要だったと思われるが、12コアとはとんでもない。
下記写真の青線で囲まれている部分がGPU。2つのコアが1セットになって6セットあることが分かる。
【image via The Motley Fool】
ところで、興味深いのは「iPad Air 2」と比較するとGPUは8コアから12コアに増えているものの、CPUは3つから2つに減っているのだ。
「iPhone 6s/6s Plus」「iPad Air 2」iPad ProのCPU・GPUコア数を比較してみた。
端末 | CPUコア数 | GPUコア数 |
---|---|---|
iPhone 6s iPhone 6s Plus |
2コア | 6コア |
iPad Air 2 | 3コア | 8コア |
iPad Pro | 2コア | 12コア |
数値だけを見ても「A9X」チップの性能が高いことがなんとなく分かるかと思うが、他にもメモリインタフェースも改善されたことにより読み込み速度が約2倍も高速化されるなど、飛躍的に進化している模様。
今後、飛び抜けたスペックの高さを活かすことができるアプリや新機能が登場することに期待したい。
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(via Cult Of Mac)