Anker、肩掛けで持ち運べる”ショルダー型ポータブル電源”を発売

保管時に場所を取らない、持ち運びやすい、扱いやすいなどが魅力。時代にマッチしたポータブル電源

Ankerは8月28日、ポータブル電源シリーズ「Anker Solix」から新製品「Anker Solix C300 Portable Power Station」や「Anker Solix C300 DC Portable Power Station」を販売開始した。

Anker Solix C300は、シリーズ初の肩掛けストラップ付きで、持ち運びやすさが格段に向上。約16cm四方のコンパクトなボディは、デスクの引き出しや玄関の靴箱にも収納可能。防災バッグにもすっぽり収まり、いざという時も安心だ。

288Whの大容量バッテリーを搭載し、スマホなら約19回フル充電できる。最大300W出力のACポートや最大140W出力のUSB-Cポートなど、計8ポートを備え、テレビや扇風機などの家電からスマホ、PCまで幅広い機器に同時給電可能。Anker独自の急速充電技術HyperFlashにより、わずか68分で本体を満充電できるのも魅力だ。

Anker Solix C300とAnker Solix C300 DC Portable Power Stationの違いは、本体重量、出力、ポート構成。製品名に「DC」が含まれるほうが下位モデル、含まれないほうが上位モデルと理解しておけばOKだ。

「DC」が含まれるほうはとにかく軽さが魅力。バッテリー容量はDCが含まれないほうと同じだが、体積は約半分。重さも1.3kgも軽い。ただしAC電源がないため、”ポータブル電源”というよりは”超大容量モバイルバッテリー”という位置づけに近い。また本体上部にランタン型LEDライトが用意されているのも、「DC」が含まれるほうのみだ。

: 上位モデル（DCなし）

: 下位モデル（DCあり）

以下に比較表を作ったので、参考にしてもらいたい。

	Anker Solix C300 Anker Solix C300 Portable Power Station	Anker Solix C300 DC Portable Power Station
サイズ	約 16.4 × 16.1 × 24.0 cm	約 12.4 × 12.0 × 20.0 cm
容量	288Wh	288Wh
重さ	約 4.1kg	約 2.8kg
入力	AC:100V~3.3A, 50Hz / 60Hz (最大330W) USB-C : 9V=3A / 15V=3A / 20V=5A / 28V=5A (最大140W) ソーラー / シガーソケット : 11-28V=8.2A (最大100W)	USB-C : 9V=3A / 15V=3A / 20V=5A / 28V=5A (最大140W) ※USB-Cを2ポート使用時は最大280W ソーラー / シガーソケット : 11-28V=8.2A (最大100W)
出力	AC定格出力:最大300W USB-A:5V=2.4A (最大12W) USB−C:5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3A / 28V=5A (最大 140W) シガーソケット:12V=10A (最大120W) 合計最大出力:360W	USB-A:5V=2.4A (最大12W) USB−C:5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3A / 28V=5A (最大 140W) シガーソケット:12V=10A (最大120W) 合計最大出力:300W
ポート構成	AC差し込み口 × 3 USB-C × 3 USB-A×1 シガーソケット×1	USB-C × 4 USB-A × 2 シガーソケット × 1
カラー	ダークグレー、ブラック	ダークグレー、ブラック