AirTagを買ってからその後、みんなどう？

Appleのスマートタグ製品「AirTag」は今年4月に発売された。テックに詳しい人やガジェット好きは「とりあえず買ってみた」人が多かった印象だが、その後活用しているだろうか。

AirTag発売直後から、子供の迷子防止・追跡用としての活用方法、両面の傷つきやすさなどが話題に。独自の検証では人を簡単にストーキングできることが判明し、ストーキング防止対策は不十分であると指摘したThe Washington Postと同じ結論に至った。その後対策を強化したが、未だにストーキングとしての利用は容易。他人に追跡される危険性をはらんでいる製品だが、表立った対応や機能の見直しは確認できていない。

僕は活用できていないが、それはそれでいいことかも？

ネガティブな印象でスタートしたAirTagだったが、僕はAirTagの4個入りを購入。単体で購入するより1個あたりの価格が600円安い。

4つのうち、使用しているのは3つ。1つは鍵、残り2つは行き来していたカメラバッグに取り付けている。財布に取り付けたいが、物理的に収まらないため却下。鍵への取り付けにはBelkin製ホルダー、残り2つはApple純正ループを使っている。1つ余っている状態だ。

AirTagを取り付けてから、幸いにも取り付けた製品の紛失や盗難の被害には合っていない。鍵は家の中で見失いそうだが、基本的にバッグの鍵専用ポケットに入れてあり見失うことはない。

AirTagが活用できていない理由の1つに、長引く外出自粛が影響している。旅行や出張などが増えれば、AirTagに救われる機会もあるだろう。活用する機会があるまでは、お守りのように持ち運び続けたい。

今後は妻や子ども達の持ち物に取り付けることも検討したい。妻はバッグに1つ。子ども達は、マイバッグや水筒、ぬいぐるみなどに取り付けておくことで、忘れ物のダブルチェックとして役立ちそうだ。

なおバッグ、財布、自転車などは、AirTagを付けてをアピールするべきではない。仮に盗む人がいたら、AirTagを外した上で持ち逃げられるからだ。お気に入りのケースやホルダーを使うのは大いに結構だが、せめて外から見えないところに取り付けることをおすすめする