iPhone 12、量産に1〜2カ月の遅れが発生か 最終デザインも未決定
「2021年までiPhone 12が発売されない」という最悪の事態は免れたという
EverythingAppleProよりキャプチャ
2020年の新型iPhone(iPhone 12)は、新型コロナウイルスの影響で量産開始に1〜2カ月の遅れが発生している可能性がある。Nikkei Asian Reviewによると、Appleは遅れを取り戻すべくあらゆる手を尽くし、発売が2021年まで延期されることは免れたという。
あらゆる手を尽くして挽回しているが、例年に比べて大幅な遅れ
Appleは、「iPhone 12」の製造検証実験(EVT)を6月末に完了。例年は5月末には完了している必要があるが、今年は約1カ月遅れている。量産前にクリアする必要がある、設計検証実験(DVT=Design Verification Test)および生産検証試験(PVT=Product Validation Test)は未完了だという。
関係者によると、一部モデルの組み立ては10月前半までに延期される可能性がある。また「iPhone 12」の最終デザインは決定されておらず、さらなる遅れが生じる可能性がある。
Appleは新型コロナウイルスの影響により、「iPhone 12」シリーズの目標出荷台数を1億台から8,000万台に下方修正したという。遅れの影響を最小限にするべく、2020年後半におけるiPhone XR、iPhone 11、iPhone SE(第2世代)の製造を増産。サプライヤーに合計4,500万台以上を発注したと、Nikkei Asian Reviewは報じている。
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