iPhone 12、10月発売かーー新型コロナウイルス感染症の拡大で

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バンク・オブ・アメリカのアナリストらは、今秋発表される見通しの新型iPhone（iPhone 12）の発売が、新型コロナウイルス感染症の拡大で1ヶ月遅れる可能性があると予想している。Bloombergが報じた。新型iPhoneは例年9月末に発売されるが、10月にずれ込む恐れがある。

感染症拡大の影響が大きい地域のApple従業員に対し、在宅作業を許可

低価格帯の新型iPhone（iPhone SE 2またはiPhone 9）も数ヶ月遅延する可能性があるという。サプライチェーンの稼働率低下だけではなく、新型コロナウイルス感染症の拡大による需要の低下を指摘。アナリストらは、「4月および5月にどれほど生産状況が改善するか次第」としている。

AppleのCEOを務めるTim Cook氏は世界各国のApple従業員に対し、3月9日からの1週間、リモートワークを許可したと報じられている。対象国は韓国、日本、イタリア、ドイツ、フランス、スイス、イギリス。加えて、Apple Storeにおける消毒の徹底。店内の人口密度を減らすため、「Today at Apple」のセッション数も制限し、対人距離の最大化を強化する方針を明らかにしている。

Appleは7日、米国本社「Apple Park」に勤務する従業員12,000人に対し、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を予防する措置として、在宅勤務を要請した。一部のApple Storeでは、修理交換用のiPhoneおよびiPhoneの修理用部品の在庫不足が報じられている。

（Source: Bloomberg via MacRumors）