iPhone 12、”真の120Hzディスプレイ”は搭載できず?
96HzのドライバICを使用し、120Hzディスプレイの開発に成功か
2020年の新型iPhone(iPhone 12)は、仮に120Hzディスプレイを搭載しても”真の120Hzディスプレイ”にはならない可能性がある。ディスプレイ業界のサプライチェーン調査会社のCEOを務めるRoss Young氏によると、Appleは120Hzではなく96HzのドライバICを使用。120HzのドライバICを使用している製品と比べ、品質が落ちる可能性があるという。
SamsungのNote 20 Ultraは10Hzから120Hzまで、iPad Proは24Hzから120Hzまでリフレッシュレートを調整できる。Appleは60〜96HzのドライバICを使用した120Hzディスプレイの開発に成功したが、「品質は定かではない」とRoss Young氏は指摘している。
To 120. The iPad goes down to 24Hz. Will be the least adaptive of the adaptive Apple devices. We still hear from very good sources that they aren’t using 120Hz drivers. They are adjusting the 96Hz frame rate to get to 120. So it shouldn’t work as well as true 120Hz solutions…
— Ross Young (@DSCCRoss) 2020年8月26日
Based on the PVT units disclosed today, Apple has found a way to make 120Hz work with 60-96Hz driver ICs. But is the quality high enough to be able to bring to market at 120Hz? There is still some uncertainty about this.
— Ross Young (@DSCCRoss) 2020年8月26日
「iPhone 12 Pro」の120Hzディスプレイ搭載に関する状況は目まぐるしく動いている。Ross Young氏は数日前、Appleは120Hzディスプレイパネルの調達に成功したが120HzドライバICの調達ができていないと指摘。120Hz実現のために発売を大幅に延期するか、60Hzで出荷するかの2択を迫られており、Ross Young氏は「60Hzで出荷すると聞いている」と伝えていた。
Hearing that Apple can get 120Hz Pro panels, but not 120Hz driver ICs. So they will either have to come up with a fix which will be difficult, wait for 120Hz driver ICs and delay the launch possibly significantly or launch with 60Hz. We are hearing they will launch with 60Hz.
— Ross Young (@DSCCRoss) 2020年8月24日
Apple情報を正確にリークしてきたJon Prosser氏には、高リフレッシュレートの設定項目が記載された「iPhone 12 Pro Max」のスクリーンショットを公開。画面上のコンテンツに応じてリフレッシュレートが60Hzから120Hzまで自動的に調整される機能が確認されている。
Appleは「iPhone 12」の発売時期が「数週間遅れる」と発表。発表イベントおよび発売時期はすべて10月にずれ込むと見られている。
前から思ってたんですが、この人が予測を外すと、自らの会社の信用にも関わる問題なので軽率じゃないかなと。
彼がリーク情報に対して発信する情報が少しずつ変化していることも気になります。
そうなんですよねぇ。。。そう考えるとまずは6.7インチだけに採用する、というのは確かに有り得そうな。。。
バッテリー消費は犠牲にしたくないですね…
12シリーズはバッテリー容量が減るとの噂もありますし…
画面ヌルヌルを優先するか、バッテリー消費を優先するか、迷うところですね…
そうなんですっ
120Hzって画面はヌルヌル動くけど、バッテリーの消費が増えるんでしたっけ…?