「iPhone 6」はディスプレイサイズが大きくなることが確実に!Apple内部のマーケティング資料で発覚
今年発表される次期iPhoneは4.7インチと5.5インチモデルである可能性が高いということは繰り返し伝えている。Androidに見られるような断片化を避けるため、頑なに3.5インチにこだわり続けてきたAppleが4インチディスプレイの「iPhone 5s」「iPhone 5c」を投入した時は多くの物議を醸した。
「iPhone 6」が噂にあるような4.7インチや5.5インチディスプレイを搭載した日にはデベロッパーは今まで以上に断片化と向き合わなければならなくなるが、今年それが現実になる可能性は極めて高い!
Re/Codeによると、Apple内部のマーケティング資料に4インチモデルのスマートフォンの市場は縮小傾向にあると分析していることから、「iPhone 6」はディスプレイサイズを大きくするのではないかとの見方が強まっている!
ユーザーは低価格でディスプレイが大きいスマホを求めている
この先発表されるiPhoneは噂通り4.7インチや5.5インチディスプレイを搭載する可能性が極めて高い!
冒頭にある資料によると、2011年から2012年にかけて「300ドル以下のデバイス」と「300ドル以上で4インチ以上のデバイス」がスマートフォン市場の拡大を引率したと分析している。逆に言うとそれ以外は全体的に衰退傾向にあるようで、iPhoneを見ても成長率は低下していることが以下のスライドを見れば明白だ。
これらの内容を元に、Appleは「消費者」「通信キャリア」「競合他社」という3つの項目で以下のように分析している。
特に「消費者」については「より低価格でよりディスプレイサイズの大きいスマートフォンに対する強い需要がある」と指摘していることから、次期iPhoneはこれらの分析結果を元に作られるのではないかと想定される。
新型iPhone大型ディスプレイ搭載、現行モデルは300ドル以下で販売されるか?!
今回公開されたAppleの内部資料から言えることは以下の2つだ。
- Appleが今年発表するiPhoneは4インチより大きい大型ディスプレイを搭載する可能性は極めて高い。
- 新モデルを発表後、現行モデルをSIMフリーデバイスとして300ドル以下で販売するかもしれない。
これらの資料から「iPhone 6」のディスプレイが大きくなることは明白だ。縮小傾向の市場であえて勝負する理由はない。
ただ、冒頭の資料にもあった通り、それだけではスマートフォン市場の半分以下で勝負することになってしあう。それではリスクが高いため、キャリアに束縛されない、つまりSIMフリーモデルとして現行モデルを300ドル以下に値下げして販売するのではないだろうか。
(via 9to5Mac)