「iPhone 6/6 Plus」、16GBで足りる?!「iTunes Match」はストリーミング再生ではない!

Icloud

いつでもどこでも自分の持っている音楽を持ち運べる。そんな夢のようなことを実現したのが「iTunes Match」。国内でサービスがリリースされた時も多いに話題になっていたので、知っている人も多いだろう。

iTunes Music Storeで購入した音楽だけではなく、CDから読み込んだ曲も含む最大25,000曲をiCloudに保存し、Mac・Windows・iOSデバイスを使って視聴できるという仕組みだ。年間3,980円、つまり月々約300円ちょっとで音楽ライブラリを持ち運べるのは音楽好きからしてみたら十分安いだろう。

iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」を購入するに当たって「iTunes Match」を駆使すれば新型iPhoneの容量は16GBでも問題ない、と伝える記事を何度か見かけた。音楽をストリーミングするのでインターネット環境がないと利用できないことや通信容量を圧迫する可能性があるということのようだが、Apple Storeのスタッフに聞いてみたところ、そもそもiOSデバイスで「iTunes Match」を利用した音楽再生はストリーミングではないそうだ。

実際にヘルプも見たところ、スタッフの言う通りiOSデバイスに関してはストリーミングではなくダウンロードであると書かれていたので、紹介する!

iOSデバイスでは再生すると自動的にダウンロードされる

さっそく「iTunes Match」の公式ページを確認する。「iTunes Matchの仕組み。」と書かれた項目には以下の説明文が記載されている。

iCloudにある曲は、あなたのすべてのデバイス上で再生できます。聴きたい曲の再生は、iCloudに保存されているすべての音楽のリストから見つけてタップするだけ。iCloudに保存できる曲は最大25,000曲ですが(iTunes Storeで購入した曲が含まれる場合はそれ以上)、デバイス上にはあなたが再生またはダウンロードしたものだけが保存されます。

via Apple – iTunes – iTunes Match

上記にある「デバイス上にはあなたが再生またはダウンロードしたものだけが保存されます。」 という文言が非常に怪しい。ただし、その下にまるで相反するようにも思える、非常に紛らわしい文言が書いてある。

アーティスト、アルバム、プレイリストごとにダウンロードしたい場合は、iCloudのダウンロードボタンをタップします。つまり、デバイスの保存容量を気にすることなく、あなたの巨大なミュージックライブラリへすばやくアクセスできるのです。

via Apple – iTunes – iTunes Match

気になるのは「つまり、デバイスの保存容量を気にすることなく、あなたの巨大なミュージックライブラリへすばやくアクセスできるのです。」という文章。デバイスの保存容量を気にすることがない、ということはストリーミング再生されるような気がしてならない。

どうやらこれは「本来であれば全ての曲を同期しなければならない状態に対し、好きな曲だけをiPhoneに同期することができるから、デバイスの保存容量を節約できる」という意味合いのようだ。

この根拠として、同ページの下にある「よくある質問」にこう書かれている。

コンピュータ上では、iCloudに保存されているすべての曲がワイヤレスでストリーミング再生されます。また、iCloudのダウンロードボタンをクリックすると、曲をいつでもダウンロードできます。iOSデバイス上では、iCloudから曲の再生を開始すると、それらがダウンロードされてデバイス上に保存されるので、ネットワークに接続できない場所でも聴けるようになります。Apple TV上での再生はストリーミングのみとなります。

via Apple – iTunes – iTunes Match

つまり、まとめるとこういうことだ。

コンピューター 全ての曲がストリーミング再生、iCloudダウンロードボタンをクリックすればダウンロード可能
iOSデバイス 再生すると自動的に端末内にダウンロード、端末内に保存される
Apple TV ストリーミングのみ対応

これは確かに渋谷のApple Storeの店員さんが言っていた通り。

よって、人によっては聞きたい曲だけを再生して本体にダウンロードすることによって容量を節約することができるかもしれない。ただし、ストリーミングではないので本体の容量を一切取らずに使うことはできない。

ただ、容量を多少気にしなければならないことを除けば、純粋なストリーミングよりも使い勝手が良いかもしれない。曲はいつでもiPhoneから消す(≠本体からのみ。「iTunes Match」から削除するわけではない)ことができるので、「iTunes Match」を使っていれば本体容量を調節することができる。一度再生してしまえばダウンロードされるので、一度再生した曲はインターネット環境がなくてもどこでも楽しむことができるのも優位点だ。

「iPhone 6」または「iPhone 6 Plus」の容量を決める際に「iTunes Match」で容量を節約しようと思っている人は以下のページを確認しておくべし!

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コメント一覧(4件)
  1. 岡田 英司

    いつも、有益な情報ありがとうございましたございます。 iTunesMatchはストリーミングだと思ってました。 実際私が使っていた時に、ネット環境に繋がっていない状態の時に再生は出来ないようになっていたんです。 「一度でも再生していたら、オフラインでも再生出来る」 という解釈ですよね。 自分の場合は、どうしてもそうならなかったので、結局やめちゃったんです。 何か設定の方法が悪かったのか、未だに謎です。

    1. g.O.R.i

      正確には「一度でも再生していたらある一定期間まではオフラインで再生できる」という仕組みかと思います。と言いますのは、しばらく経つと再生していない楽曲は一旦消されることもあるようです。 ちなみに僕の場合は突然全ての楽曲が消えることがありまして、これについては原因が謎で非常に困っています。。。

      1. 岡田英司

        そうなんですね。ありがとうございました。 いつも本当に参考になります。応援しております。

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