「iPhone XS/XS Max」、正式発表!知っておくべきことすべて
Appleは9月13日、スペシャルイベント「Gather round」にて、「iPhone X」に続く後継モデルとして「iPhone XS」と「iPhone XS Max」を正式に発表した。
読み方は「アイフォーン・テン・エス」。「iPhone XS」は5.8イン型ディスプレイを搭載し、「iPhone XS Max」は6.5インチ型ディスプレイを搭載している。
基本的にはデザインは「iPhone X」を引き継ぎ、「Touch ID」の代わりに「Face ID」を可能にするTrueDepthカメラを搭載。ベゼルレスデザインに画面上部のノッチは健在で、画面を顔に向けて顔認証する仕組みが採用されている。
カラーはスペースグレイとシルバーに加え、ゴールドが追加。リーク画像で見たiPhoneが新カラーモデルとして登場した。
すでに「iPhone X」を持っている人にとっては買い替えを正当化することが難しそうなマイナーチェンジではあるが、Plusモデルを使ってきた人にとって「iPhone XS Max」は非常に魅力的な端末であると言えるのではないだろうか。
以下に「iPhone XS/XS Max」の発表内容をまとめておく!
「iPhone XS」の新機能・スペック・仕様・価格まとめ
5.8インチモデル(iPhone XS)と6.5インチモデル(iPhone XS Max)
「iPhone XS」の画面解像度は2436 × 1125ピクセル(458ppi)、「iPhone XS Max」の画面解像度は2688 × 1242ピクセル(458ppi)となっている。
いずれも「Super Retina」と読んでいる有機ELディスプレイを搭載。
「A12 Bionic」を搭載
7nmプロセスを採用し、6コアのCPUと4コアのGPをが内蔵。また、内蔵されているニューラルエンジンが大幅に機能が強化され、8コアで毎秒5兆回もの計算が可能。
512GBモデルを追加
大量のデータを取り扱いたい人に朗報!ただし、めちゃくちゃ高いので要注意。
防水・防塵機能がIP68に向上
IP67からIP68に向上し、防水機能が向上したとのこと。海水、ビール、ワイン、オレンジジュースなどでその性能をテスト済みだってさ!
「Face ID」の性能が向上、顔認証が高速化
「Touch ID」が第2世代でものすごく高速化されたように、「Face ID」も驚くほど高速化されていることに期待したい!
カメラ性能が向上
外向きカメラは引き続き1,200万画素の広角カメラと望遠カメラを組み合わせたデュアルレンズカメラを採用。
内向きカメラ(TrueDepthカメラ)は700万画素に向上し、顔認証が高速化。
撮影サンプルもチェック!めちゃくちゃキレイ!
HDR機能が強化された「スマートHDR」機能に対応
撮影後にボケ具合(被写界深度)を変更することが可能に
電池持ちは「iPhone X」と比べて向上
「iPhone XS」は「iPhone X」よりも30分電池持ちが向上。同じ筐体で電池持ちが伸びるのはチップのお陰。
「iPhone XS Max」は「iPhone X」よりも1時間半も電池持ちが長い。
ギガビットクラスのLTEに対応
デュアルSIM/DSDSに対応、中国モデルは物理的なSIMを2枚挿入可能
世界モデルはeSIMと1枚の物理SIMを組み合わせることによってデュアルSIMを実現。
なお、中国モデルに限り、物理SIMを2枚挿すことができる仕組みを採用。1つのSIMカードトレイの表と裏に1枚ずつ配置できる。
動画撮影時にステレオサウンドが収録可能に
これはiPhoneで動画を撮りまくる人にとってはものすごく大きいアップデートなのでは?!
9月14日予約開始、9月21日発売
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