Thunderbolt 5、正式発表。最大120Gbpsの転送速度、最大240Wの電源供給をサポート
受信用レーンを送信用として使う「Bandwidth Boost(帯域幅ブースト)」機能で最大120Gbpsの転送を実現
Intelは9月12日、Thunderboltの次世代規格「Thunderbolt 5」を正式発表した。USB4 V2、DisplayPort 2.1、PCI Express Gen 4の業界標準に則って開発されており、過去のバージョンとも後方互換性がある。
Thunderbolt 3およびThunderbolt 4の帯域幅が2倍となり、双方向80Gbpsのデータ転送速度を実現している。また電源供給は、最大140Wから最大240Wまで引き上げられている。
またThunderbolt 5は、標準では送信が2つ、受信が2つの対称構成となった4つの転送レーンを活用して双方向最大80Gbpsの転送速度を実現しているが、受信用レーンを送信用として使うことで、最大120Gbpsの送信が可能となる「Bandwidth Boost(帯域幅ブースト)」機能が用意されている。Macに採用された場合、理論上は8K@60Hzの外部ディスプレイを2枚同時に出力できる。
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