Corningが開発中の「Project Phire」はサファイアガラスに劣らない対傷性能?!
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「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」はディスプレイにサファイアガラスが使われるのではないかと噂されていたが、残念ながら価格の高さや重さなどの懸念点からこれまで通りCorningの「Gorilla Glass(ゴリラガラス)」を採用していることが判明した。
サファイアガラスの魅力は極めて傷耐性が高いということ。ユーザーとしてもディスプレイは傷耐性が高ければ高い方が良い。
次期iPhoneのディスプレイはサファイアガラスを採用せずにサファイアガラス並の強度になるかもしれない!Cnetによると、Corningが現在開発している「Project Phire」と呼ばれている製品はサファイアガラスに劣らない対傷性能を持つと報じている!
Gorilla Glassの強み+サファイアガラスの耐傷性能
ゴリラガラスがサファイアガラスに勝る点として、先ほどサファイアガラスが抱えている課題をすべてクリアしている点が挙げられる。より安く、より軽く、表面積が大きくても耐破損性が高い、ということ。
Corningが提供している最も新しい「Gorilla Glass 4」では旧モデルよりも2倍以上耐破損性が向上しているものの、傷耐性に関してはサファイアガラスには劣っていた。
今回発表された「Project Phire」はこの点を改善し、サファイアガラス並みの強度になる模様。
これは次期iPhoneに搭載される可能性はありそうだ。「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」はディスプレイそのものにサファイアガラスを採用していないものの、カメラ部分や「Touch ID」には採用している。「Project Phire」の出来栄えによってAppleはサファイアガラスから乗り換える可能性もゼロではない。
その結果、iPhoneが少し値下げされることも密かに期待したいところ…!
(via MacRumors)