世界初!4Kディスプレイを3枚搭載したノートPC「Project Valerie」、Razerから登場
なにこれ、すごい!これは完全に変態マシーンと言っても過言ではないでしょう!
ゲーミング専用ノートPCメーカーRazerから発表された最新のノートPCコンセプト「Project Valerie」は世界初となる4Kディスプレイを3枚搭載したモンスターマシーン。そもそもこれがノートPCなのかどうかという素朴な疑問が湧いてくるが、一応、ノートPCだ。
公式プロモーション動画を見ると分かるが、一般的なノートPCのディスプレイの横から左右に1枚ずつディスプレイが自動的にニョキニョキと出現し、17.3インチ型4K IGZOディスプレイを3枚並べた夢のトリプルディスプレイ環境が目の前に現れるのだ。
4Kディスプレイ×3枚、解像度は11,520×2,160ピクセル
「Project Valerie」はRazerの「Blade Pro」をベースとして作られたマシーン。あくまでもコンセプトではあるものの、試作機は「CES 2017」で展示されていたようで実際に動作されている様子も公開されている。
3枚の4Kディスプレイによって解像度は驚愕の11,520×2,160ピクセルに。Adobe RGBを100%カバーし、入力遅延やティアリング、カク付きを除去する「NVIDIA G-SYNC」に対応。左右のディスプレイは少々手前に向かって広がるため、視界をディスプレイに覆われ臨場感溢れるゲームプレイが堪能できそうだ。
閉じた時の厚さは1.5インチ(約3.81センチ)、本体の重さは12ポンド(約5.44キロ)。
笑いたくなるような重さではあるが、携帯性よりもスペックや生産性重視と言う人にとっては次期マシーンの候補に挙がっても不思議ではない。何を隠そう、僕も普段はトリプルディスプレイ環境で作業しているため、ある意味その環境をそのまま持ち出せることには少なからず惹かれる。5キロはさすがに重すぎるが。
コンセプト製品なので、具体的な発売時期や価格、詳細なスペックに関しては一切不明。そもそも本当に発売されるかどうかさえも分かっていないが、是非ともいつか発売されて欲しいと思う。これ持ってスタバのカウンター席で使っていたら間違いなく人気者になれそう……!
(via Then Next Web)