Appleの27インチミニLEDディスプレイ、10月発売に”延期”か
当初は6月開催のWWDC 2022で発表を予測していた
Appleは、27インチ型ミニLEDディスプレイを搭載したStudio Displayの上位モデル(Studio Display Pro)の発売時期を10月に延期した可能性がある。ディスプレイ業界のサプライチェーン調査会社のCEOを務めるRoss Young氏によると、当初はQuanta社の工場で製造される計画だったが、新型コロナウイルスによる上海のロックダウンの影響で頓挫。現在は製造場所を変更している状態だという。
Apple leak! The 27" MiniLED monitor has been delayed as it was going to be produced at Quanta in Shanghai which has been locked down. Production is in the process of being moved to a different location and has been delayed. It now looks like an October release.
— Ross Young (@DSCCRoss) 2022年5月20日
Ross Young氏は当初、「Studio Display Pro」は6月登場と予測していた。WWDC 2022でハードウェア発表の有無を問われると、「ディスプレイのことしか言っていない」と指摘。Appleが予告した新型Mac Proの登場を示唆しているものと見られるが、詳細は不明だ。
Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、コスト増を理由に、Appleが新しいミニLED搭載デバイスを年内投入されないと予測。Ross Young氏は「自信がある」と反論していた。