MacBook Proのキーボード問題、集団訴訟は2.6万人以上が賛同

MacBook Pro Keyboard Petition ChangeOrg

MacBook Pro」の2016年モデル以降に搭載されている第2世代バタフライ構造のキーボードは故障しやすい。「MacBook Pro 2016」のキーボードに関しては、旧モデルと比較して2倍も不具合が発生しているとの調査結果も明らかになっている。

ついに集団訴訟に発展し、記事執筆時点では26,000人以上が賛同している。

Appleに近いジャーナリストや開発者もキーボードを酷評

この問題が話題として取り上げられるきっかけとなったのが下記ツイート。スペースキーが埋まってしまい、ナイフで無理矢理取り出そうとしている様子が投稿されている。

今、「MacBook Pro」のキーボードは海外の著名なApple系ジャーナリストや開発者などから一斉に叩かれている。かの有名なDaring FireballのJohn Gruber氏も「Apple史上、デザインにおける最大の失敗の1つ」とキーボードを酷評。Six ColorsのJason Snell氏も「リコールするべき」と批判している。

かくいう僕も2017年4月に2016年モデルの「B」キーが反応しなくなり、3日間の預け修理となった。周りにも同じように特定のキーが反応しなくなるという不具合に見合われている知り合いもいる。

僕の場合、Apple Storeのスタッフが「センサーの問題」だと説明してくれた。最新の「MacBook Pro」はキーの隙間が限りなく小さいため、少しでもホコリが入ると動作しなくなることが多々あるとのことだった。キートップの交換でも直る場合もあるが、多くの場合は一時的に手放して直すことになる。

当日はクラムシェルモードまたは開いた状態でワイヤレスキーボードを使っている時間の方が圧倒的に多かったのにも関わらず、センサーの問題が特定のキーが反応しなくなるのは設計ミスなんだろう。

幸いにも僕は修理後、即座にキーボードカバーを購入して使うようにしているため、以来、同様の問題は起きていないが、2度、3度と同じ修理を行っている人も少なくない。

Appleは次期「MacBook Pro」でキーボードを見直すのか

果たしてAppleはどうするのだろうか。

打ち心地云々ではなく、Macを使うのに欠かせない本体のキーボードが壊れやすく、修理しても同じように壊れる、ということが問題なのだ。ましてや、保証期間外のユーザーに対し修理費用を取ることも許しがたい。設計ミスは100%Appleの責任でしょう?

今回の集団訴訟ではAppleに同キーボードを搭載するすべての製品をリコールするべきと訴えている。残念ながらAppleはリコールもしないだろうし、この集団訴訟にも直接的には反応しないだろう。

ただ、きっとこれほどAppleに近いジャーナリスト達にも批判されていることから、全く届いていないということはないと期待している。そして次期「MacBook Pro」には修理すれば壊れない、そもそも修理する必要性もない、新しく設計し直された「第3世代バタフライ式キーボード」を搭載してくれることを強く願う。

本体が薄くなることも軽くなることも大歓迎だ。ただ、それらの恩恵を受けられるためには、心配せずに使えるキーボードがほしい。

僕は「MacBook Pro」が大好きだ。本当はキーボードカバーなんて付けずにキーをそのまま叩きたいんだ。

ただ、それでも壊れて仕事ができなくなるよりはマシ。既に「MacBook Pro」を持っていて不安になってしまった人は、念のためにキーボードカバーを買うことをオススメする。

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