タッチバー搭載のMacBook Pro2016年モデルをイメージしたコンセプトムービーが公開
先日、待望の次期MacBook Proに関する情報が報じられた。2016年は「ソフトウェアの年」であり、ハードウェアの発表が少ない1年になるということから、iPhone以外はこのMacBook Proが目玉になると思われる。
その1週間後、その噂されているMacBook Proの筐体写真が突然リーク。噂通りファンクションキーは廃止され、代わりに薄型のパネルがはめ込まれることを想定した金型となっていた。
情報元であるCult Of Macはこれらをもとに2016年10月に発売されると噂されている新型MacBook Proのコンセプトムービーを公開していたので、紹介する!
アプリケーションにキーが変幻自在なのは賛成?反対?
パッと見ただけではファンクションキーが物理キーではないということが分からないぐらいには溶け込んでいるが、実際に使用するとなると個人的には使いづらいのではないかと心配している。
というのも、ファンクションキーの1列がすべてタッチバーに置き換わるとなると、僕が多用する「esc(エスケープ)」キーも含まれてしまう。何かと操作をキャンセルする時に活用しているキーだからこそ、そのキーだけタッチ操作になるのは相当な違和感がありそうだ。
アプリケーションによって表示されるキーが変わるというのは一見魅力的かもしれないが、そもそもアプリ開発者はこの機能に対応するのだろうか。プロ向けツールを使う人は既にショートカットキーを覚えているため必要としない。画面によって表示するツールを変更するとなるとアプリ開発者側として対応の手間が掛かる割には使われないというイメージしか沸かない。
以下、リークした筐体写真と併せて映っているのでどうぞご覧あれ!
実は、ファンクションキーがタッチバー式になるという機能は2014年に発表された第2世代「ThinkPad X1 Carbon」にも搭載されているが、使い勝手がの悪さから次期モデルでは廃止されている。ブラインドタッチが難しく、目視確認が必要な上に周囲の光加減によってはそもそもキーが目視しづらいという欠点が挙げられている。プロマシーンとしては致命的だ。
まだ良し悪しを判断するには時期尚早ではあるが、新型MacBook Proのファンクションキーが第2世代「ThinkPad X1 Carbon」と同じ運命を辿らないことだけを切に願う。
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(via すまほん!!)