Appleの提案する”夢のスタジオ”は、123万円から手に入る
Mac StudioとStudio Displayで構成されたAppleシリコンMac最強環境にかかる金額を計算してみた
Appleは、Mac StudioとStudio Displayを「ユーザーが夢のスタジオを作るために必要なすべてのものを得られるよう設計した、まったく新しいMacのデスクトップとディスプレイ」と表現している。”夢のスタジオ”は、どれほどの出費で手に入るのか、計算してみた。
Mac Proと比べるとMac Studioが安いと錯覚できるライフハック
M1 Ultraチップ(20コアCPU、64コアGPU、32コアNeural Engine)、128GBユニファイドメモリ、8TBストレージから構成されたMac Studioは、939,800円。Nano-textureガラスに「傾きと高さを調整できるスタンド」を組み合わせたStudio Displayは、286,800円。合計金額は1,226,600円だ。
Apple公式サイトよりキャプチャ
27インチディスプレイ1枚では物足りずデュアルディスプレイにしてしまった場合、合計金額は1,513,400円。驚愕の値段に思えるが、実は28コアIntel Xeon Wプロセッサ、96GBメモリ、512GBストレージで構成したMac Pro(2019)より安い。
Apple公式サイトよりキャプチャ
M1 Ultraの限界を試したくなったとしよう。Studio Displayであれば最大4枚まで同時に出力できる。合計2,087,000円で”夢のスタジオ”は完成する。Studio縛りよりもスペックを重視するなら、Pro Display XDRを4枚構成しても良いだろう。合計支払い額は、4,048,840円になる。
それでもMac Proよりは安い。フルスペックにしたモデルは、547万円以上。Mac StudioとPro Display XDRを4枚組み合わせたほうが約150万円も節約できる。
Apple公式サイトよりキャプチャ
Appleの提案する”夢のスタジオ”は、最低でも123万円掛かる。金額だけ見れば決して安くない価格だが、M1 Maxチップを搭載する16インチMacBook Pro(2021)でも満足できない人にとって、M1 Ultraチップを搭載したMac Studioはコストパフォーマンスは念願のマシーンかもしれない。
夢のスタジオもMac Proもリボバライとかいう魔法を使うと毎月5,000円で買えちまうんだ!
MacProのライトユーザー?むけっぽい感じ。