【レビュー】Soundcore Icon MiniーーさらにコンパクトになったIP67防水スピーカー
電池持ちは最大8時間、本体上部にある1つのボタンで各種操作が可能
バーベキューでは好みの音楽を流しておきたいが、大きいスピーカーを持ち運ぶのは面倒。カバンの中に入れておいて「あ、そう言えば入れてあったんだ、ラッキー」と思えるぐらいのサイズと軽さが理想。
「Soundcore Icon Mini」は重さ約215g、手のひらサイズながらもパワフルなサウンドを楽しめるワイヤレススピーカー。「Amazon ランキング大賞」の「ポータブルスピーカー」部門で5期連続でTOP3入りを果たしている大人気スピーカー「Anker SoundCore Sport」の後継モデルとなっていて、前モデルの良さは引き継ぎつつも改良されている。
1台サンプルを提供していただいたので、紹介する!
2台あればステレオペアリングが可能、最大8時間再生
「Soundcore Icon Mini」を手にとった第一印象は、とにかく小さい、ということ。本体のサイズは約95 x 76 x 36mmとなっていて、僕の手のひらに余裕で収まる大きさ。
重さも「iPhone XS Max」より数グラム重い程度なので気にならず、僕が普段背負っている巨大バックパックに1つや2つ紛れ込んでいても気づかないレベル。
本体にはラバー素材が採用され、しっかりとしたグリップ感がある。ツルッとした表面の上でも滑りづらい。
前モデルはIPX7だったが、今回の新製品はIP67対応に強化。「粉塵が中に入らず、一時的(30分)に一定水深(1メートル)の条件に水没しても内部に浸水しない」と定義付けられている。
電池持ちは最大8時間。充電時間も3時間と短いため、万が一充電し忘れてもMicro USBケーブルを挿してモバイルバッテリーから充電可能。なお、有線スピーカーとして使いたい人向けにAUX端子も用意されている。
ボタンは本体上部に用意され、電源のオン・オフ、曲の再生・停止などの各種操作を行うことができる。
余談ではあるが、電源をオン・オフしたときの効果音が従来の「ギュゥゥゥン」という音から「トン・トン・トン・トン」という軽やかな電子音に変更され、とても良い。
サイズが小さい分出力は3Wとなっているが、見た目以上に大音量を楽しむことができる。iPhoneの音量を最大にして再生すると多少の音割れは確認できるが、総じてこのサイズからは考えられないほどの音量と音質が実現できている。
バーベキュー会場のようなだだ広い環境で試すことができていないため、そのような環境での満足度は現時点では分からないが、何十人も集まる会場でなければ問題無さそう。リストストラップも用意されているため、高い位置から吊るして使うことも可能。
「Soundcore Icon Mini」はワイヤレススピーカーが欲しいけど、荷物は極力少なく軽くしたい、という人にとってとても良い選択肢ではないだろうか!購入は下記からどうぞ!
ちなみに僕はバーベキューやスタジオで撮影する時は同じくAnkerの「Soundcore Motion Q」を愛用している。比較的コンパクトでありながら8W × 2という出力は相当パワフルなので、気になる人はあわせてどうぞ!