妻が体調不良でダウン!フリーランスのメリットをフル活用した1日
先日、妻が突然体調を崩してしまった。健康管理には相当な力を入れている我が家だが、季節の変わり目と気温の激しいアップダウンについにやられてしまったのか、熱を出してしまいついにノックアウト。
こういう時に、我ながらフリーランスで良かったと思う。家族に来てもらうという手もあるかもしれないが、その日に突然連絡して都合がつくかどうかも分からない。何よりもこれまで身につけてきたパパミーテクニックを存分に活かす絶好のチャンスだ!
結論から言うと、僕は無事その日を乗り越えることができるようになったものの、早いところ取得しなければならないノウハウも浮き彫りに。今回はそのことについて書きたいと思う。
5分の仕事が30分以上掛かる不思議、優先順位の強制変化
妻の体調は前日の夜から少しずつ悪化していった。寝る前に葛根湯を飲んでいたが、既に手遅れだったのか、次の日起きた時点では病状が悪化。
娘は少し遅めの三回食を開始しているのだが、体調不良ゆえに妻も朝ご飯をあげる気力がなく、たっぷりめに授乳し、少し遊ばせて、9時頃に無事朝寝。妻もそのまま寝室で休んでもらった。
2人が寝た後、僕は犬に餌をあげてからリビングルームで仕事をすることに。普段午前中は仕事部屋にこもっているが、今日は隙間時間に仕事をするしかないと判断し、最初からMacBook Pro単体で作業することにした。
普段よりも少し長めの朝寝を終えた娘は起こされ、普段妻とお昼ごはんまで遊んでいるが、この日は僕がキャッチ。僕は仕事をしつつ娘と遊ぶことに。
僕はこの日、仕事には多少の余裕があった。「やることがない」ということは絶対にありえない仕事ではあるが、「とりあえず今日は少し優先度を下げよう」ということができるのも、フリーランスならでは。
ところが、仕事がいつも通りできるほど、子育ては甘くない。最近は高速ズリバイを身に着けた娘はフローリングをなかなかのハイスピードで移動する。階段などには柵を付けているが、どうしても隔離することができない犬用の水やトイレに触れてしまわないように、常に監視していなければならない。
この日は深夜スタートのAppleのスペシャルイベントが控えていたが、日中は比較的余裕があり、書き途中の記事を仕上げて公開しようと思っていた。本来は5〜10分程度あれば完成する内容だったが、娘を見ていなければならないため、集中力がブツブツ切れてしまい、一向に進まず、30分近く掛かってしまった。でも娘が可愛いからOK!
アレコレしているうちに11時に。この時体調不良のピークだった妻はなんとか授乳し、昼の離乳食を僕があげることに。普段は妻があげてくれているが、妻には離乳食の準備だけしてもらい、休んでもらった。
最後の方は娘の集中力が切れつつあったが、なんとか無事離乳食を完食してもらい、歯磨きを終え、お昼寝タイムに。恥ずかしながら僕は娘を寝付かせることができず、妻にやってもらっていたのだが、妻が体調不良という日に限って娘は寝てくれず。恐らく朝寝が長すぎたせいでエネルギーが余っていたのかもしれない。
寝付かせることはできないが、一緒に遊べば体力を消耗させることなら僕でもできるーーそう思った僕は妻から娘を受け取り、2人でお散歩をすることに。何よりも妻にまとまった時間を寝てもらい、回復に努めてほしかった。
すぐに準備をし、ご機嫌な娘をベビーカーに乗せ、隣駅までハイペースでウォーキング。坂も多く、僕にとってとても良い有酸素運動になると思ったので、僕はトレーニングウェアで外出。娘に話しかけつつ、Apple Watchで心拍数を見つつ、モリモリ歩いた。
普段はベビーカーではほとんど寝てくれない娘だが、歩き始めてから早々に寝落ち。今日に限っては、ベビーカーの揺れが心地良かったのかもしれない。
寝てくれた以上、少しでも長く昼寝して欲しい一心で僕はひたすらペースを保ちつつ歩くことに。気付いたら両駅間を2往復し、1時間以上歩いていた。本来は2時間ほど寝て欲しいところだが、2周目の終わり際には娘も起きてしまった。仕方ないので2人で仲良くコンビニで飲み物を購入し、家に帰った。
帰宅後、オムツを替え、身体を拭き、クリームを塗り、少し体力が回復していた妻に授乳をしてもらった。その後、まだ全開ではない妻には寝てもらい、僕は引き続き娘と絵本を読んだり、アクロバティックな動きで遊んだりして過ごした。
17時頃に再度離乳食をあげることに。離乳食は妻に準備してもらっていたので、僕はあげるだけ。特にここでも問題なくお利口さんに食べてくれた。妻もだいぶ顔色が良くなっていて良かった!
食事の後はお風呂タイム!いつも通り妻に入れてもらい、僕が乾かして着替えさせた。その後、回復してきた妻が授乳し、そのまま寝てくれた。妻もそのまま寝てくれたようだったので、僕は自分の食事を終え、風呂に入り、仮眠を取ってスペシャルイベントに挑んだ。
僕はこの日、正直とても楽しかった。娘と向き合う時間はプライスレス。仕事は驚くほど進まなかったが、それでも娘が楽しそうに笑ってくれたり、抱っこを求めてくれたり、天使の寝顔で寝てくれたりしているのを見ると幸せで心の中が満たされる。
同時に、僕はこの日を経験して早々に身に着けなければならないことが露呈した。それは、寝付かせと風呂入れ。どちらもタイミングとして妻がやったほうが効率が良いので出番は少ないかもしれないが、「できる」と「できるのにやらない」は別問題。この日、僕が寝付かせができていればもっと妻の負担を減らすことができた。
このことは妻とも相談し、然るべきタイミングでどちらも習得できるようにする予定。妻が体調を崩さないことがベストであるが、この先何があるか分からないので、授乳以外は一通りできるようにならないとですな!