【レビュー】12インチ型MacBookと15インチ型「MacBook Pro Retina」の外観やスペックを比較してみた

12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
僕がメインで使用しているMacは15インチ型「MacBook Pro Retina」。僕が使っているのは2013年モデル。5月19日に新モデルが発表されたので買い換えたい気持ちはあったが、外観やプロエッサーが大胆にアップグレードしたモデルを買いたいので、今回は一旦見送ることに決めた。

一方、数日前から僕の手元に12インチ型MacBookがある。特徴の1つであるキータッチの浅いキーボードはとても気に入っていて、本記事も新しいMacBookで執筆している。


先日12インチ型MacBookの外観を紹介したが、今回は普段使っている15インチ型「MacBook Pro Retina」と外観やスペック、ベンチマークスコアを比較してみることにした。12インチ型MacBookはハイスペックマシーンと比べるとどうなのか?!

それではいってみよう!

サイズの差はどれぐらい?両モデルの外観を比較

まず気になるのは12インチと15インチのサイズの差。重ねたり、並べたりなどして両モデルの外観を比較してみた。

サイズ:重ねると改めて分かる、大きさの違い

早速両モデルを重ねてみた。当然だが、新しいMacBookは「MacBook Pro Retina」の中にすっぽりと収まる。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
角に寄せるといかに12インチモデルが小さいかが分かる。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
並べてみるとまるで親子のようだ。なお、15インチ型「MacBook Pro Retina」が少し浮いて見えるのは「Bluelounge Kickflip」を取り付けているからである。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
前から見ると新しいMacBookは本体ギリギリまでキーボードがあることがよく分かる。このサイズに従来よりも大きいキーボードが収まっているというのだから、驚きだ。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
真横から見た時、ディスプレイの薄さもそうだがディスプレイの高さにも大きな差がある。本体サイズの違いから当然ではあるが、実際に作業すると目線が下向きになるため、首に負担が掛かる。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較

ポート:外部の世界と繋がる唯一の手段「USB-C」

12インチ型MacBookの左側面には「USB-C」ポートが1つしかないのに対し、15インチ型「MacBook Pro Retina」は「MagSafe 2」アダプタ、「Thunderbolt 2」ポート2つ、「USB 3.0」ポート1つとイヤフォンジャックが用意されている。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
反対側を見ても、12インチはイヤホンジャックのみ。15インチは「USB 3.0」ポート、HDMIポート、SDカードスロットが用意されている。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較

ヒンジ部分:プラスチック部分が一切ない12インチの方が統一感がある

外観のデザインとして個人的に気に入っているのはヒンジ部分。15インチは黒いプラスチック部分があるが、12インチは一切なく、すべてアルミで作られている。統一感があって非常に美しい。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
ファンが一切内蔵されていないこともこれほどシンプルなデザインにすることができた理由の1つだ。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
ヒンジ部分を見るとやはり統一感があって良い。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較

キーボード:キーが大きくなったが、矢印キーが押しづらい

目に見えて変わったのはキーボード。15インチよりも小さい12インチだが、12インチの方が各キーのサイズが大きい。キータッチの浅さが注目されているが、一回り大きくなったキー単体にも注目してもらいたい。

こちらが15インチ型「MacBook Pro Retina」のキーボード。USキー配列だ。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
同じくUSキー配列にした12インチ型MacBookのキーボード。キーが全体的に大きくなっていることが分かるだろうか。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
中でも特に大きく変わったのは矢印キー。こちらが15インチ。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
そしてこちらが12インチ。左右のキーが大きくなり、余白を埋めるような形になったのだが、実際使ってみるととにかくタイピングミスを連発してしまう。買って以来、多くの時間をこのキーボードで費やしているが、一向に矢印キーには慣れない。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
エスケープキーも大胆に形状が変わっている。こちらが15インチ。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
新しい12インチはこの通り。エスケープキーに限らず、キーボードの1段めはすべて細長くなっているような印象を受ける。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
上から見比べてみるとこのようになる。興味深いのはトラックパッドは12インチの方が大きいということ。
12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較

薄さ:12インチ型MacBookの方が圧倒的に薄い

あえて言うまでもないが、12インチ型MacBookは圧倒的に薄い。15インチ型MacBookと比較するとこの通り。

12インチ型MacBookと15インチ型MacBook Pro Retinaの比較
なお、12インチ型MacBookの厚さは0.35~1.31cm、重さはたったの0.92kg。一方、15インチ型「MacBook Pro Retina」の厚さは1.8cm、重さは2.04kgとなっている。

充電ケーブル:MagSafeの方が好き

「USB-C」ポート1つしかない新しいMacBookは充電も「USB-C」ポートを利用して行う。つまり、Macユーザーにお馴染みのMagSafeアダプタやポートは用意されていないのだ。

15インチモデルにはこの通り「MagSafe 2」が搭載されている。近づけるとマグネットでカチッとハマり、充電が開始される。
USB C VS Magsafe
一方、12インチモデルはこの通りガッツリケーブルとして差し込むような形状になっている。近づけてもカチッとハマることもない。しっかりとポートに差し込み、ギュッと押し込む必要がある。
USB C VS Magsafe
ハッキリ言って僕は「MagSafe 2」の方が好きだ。充電するのはまだしも、充電し終わりケーブルを取り外すときにあまりにも面倒だからだ。

スペックの差はどれぐらい?両モデルのベンチマークスコアを比較

続いて測定したベンチマークスコアを紹介するが、その前にそれぞれのスペックを再度確認しておきましょう。

12インチ型MacBookと15インチ型「MacBook Pro Retina」のスペック・仕様比較

両モデルのスペックとその当時に価格を比較してみた。

モデル12インチ15インチ
ディスプレイ12インチ(2,304 x 1,440ピクセル、226ppi)15.4インチ(2,880 x 1,800ピクセル、220ppi)
プロセッサ1.3GHzデュアルコアIntel Core M2.3GHz2.3GHz Intel Core i7
メモリ8GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ16GB 1,600MHz DDR3Lオンボードメモリ
グラフィックIntel HD Graphics 5300
  • Intel Iris Pro Graphics
  • NVIDIA GeForce GT 750M(2GB GDDR5メモリ搭載)
ストレージ256GB PCIeベースオンボードフラッシュストレージ512GBフラッシュストレージ
高さ0.35~1.31cm1.8cm
28.05cm35.89cm
奥行き19.65cm24.71cm
重量0.92kg2.02kg
電池持ち最大9時間最大8時間
価格178,800円264,800円

12インチモデルの特徴は圧倒的な軽さとコンパクトさ、15インチモデルはスペックと処理能力の高さが魅力だ。細いことだが、ディスプレイを比較した時、ピクセル密度が高いのは12インチ型MacBookのようだ。知らなかった。

ベンチマークスコアで比較

両デバイスのスペックを改めて確認したところで、それぞれのベンチマークスコアを確認しましょう!

「GeekBench 3」でプロセッサー性能を比較

まずは「GeekBench 3」で測定したプロセッサー性能から。最初に12インチ型MacBookをチェック。測定環境は64bit。念の為に測定前の画面も載せておく。
MacBook 12インチのベンチマークスコア
測定した結果は以下のとおり。シングルコアで「2429」、マルチコアスコアで「5103」という結果になった。
MacBook 12インチのベンチマークスコア
一方、15インチ型「MacBook Pro Retina」はどうか。測定前の画面をチェック。
MacBook Pro Retina 15インチのベンチマークスコア
測定結果は以下のとおり。シングルコアスコアが「3540」、マルチコアスコアが「13471」となっている。シングルコアだけでも圧倒的な性能差があることが一目瞭然だ。
MacBook Pro Retina 15インチのベンチマークスコア

「BlackMagic Disk Speed Test」でSSDの性能を比較

続いて「BlackMagic Disk Speed Test」を使用したSSDのパフォーマンスを測定してみることに。

こちらが新しいMacBook。正直なところ、もっと圧倒的に速いかと思っていたのであまりテンションが上がらなかった。
MacBook 12インチのベンチマークスコア
15インチモデルの測定結果は以下の通り。さすがにMacBookシリーズのハイエンド機!エントリーモデルとしての位置付けのMacにはそう簡単に負けない。
MacBook Pro Retina 15インチのベンチマークスコア

まとめ:12インチと15インチで切り替えるのが難しい

12インチ型MacBookと15インチ型「MacBook Pro Retina」の外観やスペックを比べてみた
実作業にどの程度耐えられるのかを知るためにここ数日間は12インチ型MacBookをメインに使っているが、意外とデキる子だ。

買ったばかりということもあるが、電池持ちは公表値である9時間には及ばないものの、僕の作業でも5時間前後は使うことができている。冒頭でも書いた通り浅いキータッチはとても気に入っていて、キーが広い分タイピングも非常にしやすく、快適。あとは矢印キーとエスケープキーを克服すれば、将来15インチモデルにも同じキーボードが搭載されても問題なく移行することができそうだ。

多くの人が気にしているスペック不足に関しては、少しでもブラウザのタブ数が多かったりグラフィックに負荷の掛かるような作業を行うとパフォーマンスに顕著に現れる

例えば、記事に使用する画像を圧縮する場合、元画像の容量が重ければ重いほど圧縮時にパフォーマンスが著しく低下し、アプリランチャー「Alfred」を立ち上げようとするにしてもタイムラグが発生する。「Mission Control」や3本指ジェスチャによるデスクトップの表示ももたつくことが確認できている。


逆に言えば、文字をひたすら打つには最高のデバイスだ。Retinaディスプレイのお陰で文字も15インチと同じくパリっとしていて見やすい。

何よりも本体が軽いのは素晴らしい。先日早速持ちだしたのだが、大きいカバンに入れる必要がないため移動が楽になった。夏場はとにかく暑いので少しでも身軽になりたい僕にとってこの新しいMacBookのコンパクトさは嬉しい。

ただ、しばらく12インチで作業してから15インチ型「MacBook Pro Retina」のディスプレイに戻ると画面の広さ、性能の高さ、操作の快適さには恐れ入る。やはり大きく、重いだけのことはある。

12インチ型MacBookは「買い」なのか。12インチ型MacBookを使ってみて感じたことは別記事に詳しくまとめる予定なので、この質問に対する答えはその記事の中で出す予定。お楽しみに!

少なくとも僕は今のところ12インチ型MacBookを「買って良かった」と思っている。これからもガツガツ使い込むぜ!


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