【レビュー】「Soundcore Motion B」ーーIPX7防水仕様のワイヤレススピーカー
コンパクトで軽量、持ち運ぶことができて、アウトドアで使えるワイヤレススピーカーが欲しいのは、やはり屋外のアクティビティが増える夏だろう。
今回紹介する「Soundcore Motion B」は重さ約400gの片手で軽々持ち運べるワイヤレススピーカー。サイズもコンパクトなので、バックパックのペットボトルホルダーにラクラク収まってしまう(むしろ小さすぎるので落ちてしまうかもしれない)。
1台サンプルを提供していただいたので、その魅力を紹介する!
見た目は大きく変えずに内部の改良を重ねた人気スピーカー
「Soundcore Motion B」のオーディオ出力は6W × 2の12W。2つのフルレンジドライバーとパッシブラジエーターにより、歪みが少なく深みのあるサウンドを実現している。
低音を強化する「BassUpテクノロジー」も搭載されているため、このサイズからは想像以上のパワフルなサウンドを楽しむことができる。
これまでのモデルから基本思想は引き継がれ、さらに防水性能がIPX7に強化されている他、完全ワイヤレスステレオペアリングにも対応。2台あればステレオスピーカーとして使うことができる。
外観は非常にシンプルに作られ、本体に設置されているボタンもスピーカーと一体化されている。再生・停止ボタンとして中央にあるボタンが音符になっていて可愛い。
背面には大きく書かれた「Soundcore」のロゴが。今はAnkerブランドではなく、傘下のオーディオブランド「Soundcore」になった。
片手で気軽に持ち運ぶことができるほどコンパクトで軽量。本体サイズは約171 × 56 × 48mm、重さは約400g。
側面には充電用のMicro USBポートとAUXポートが用意されている。iPhoneなどを充電できるUSBポートなどは用意されていない。
「Anker SoundCore」シリーズと外観やスペックを比較
Soundcoreブランドから旧「SoundCore」シリーズを引き継ぐモデルが登場したということで、初代「Anker SoundCore」と外観を簡単に比較する。
上から見比べてみると、基本的にはほぼ同じ。「Soudcore Motion B」の方がシュッとしているような印象を受ける。
2代目のモデルである「SoundCore 2」が手元にないので見比べられないのが残念だが、初代モデルと比べると全体的に丸みを帯びたデザインになっていることが分かる。これは「Soundcore 2」でも取り入られていたデザインだ。
3機種のスペックを比較するとこの通り:
Soundcore Motion B | Anker SoundCore 2 | Anker SoundCore | |
---|---|---|---|
出力 | 6W x 2 | 6W x 2 | 3W x 2 |
電池持ち | 最大12時間 | 最大24時間 | 最大24時間 |
防水仕様 | IPX7 | IPX5 | – |
BassUpテクノロジー | ◯ | ◯ | ☓ |
ワイヤレスステレオペアリング | ◯ | ☓ | ☓ |
カラバリ | ブラック | ブラック ブルー レッド |
ブラック ブルー レッド |
サイズ | 約171 × 56 × 48mm | 約168 x 47 x 56mm | 約165 x 45 x 54mm |
重さ | 約400g | 約414g | 358g |
価格 | 5,980円 | 4,999円 | 3,999円 |
見比べると「SoundCore Motion B」のみ、電池持ちが従来の半分になっているが、その代わりに防水性能の向上やワイヤレスステレオペアリング機能などが追加されている。また、本体重量も2代目よりはわずかに軽量化されている。
「Soundcore Motion B」のネックは再生時間が半分になっていることと、価格が値上がりしていること。再生時間は個人的に困らないが、前モデルとの違いを考えると1,000円の値上げは正当化しづらい。
幸いにもすべてのモデルが未だに販売中なので、欲しいモデルを買うのがベスト。個人的にはワイヤレスステレオペアリングも必要としていないため、今買うなら一世代前の「Anker SoundCore 2」をオススメする。
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