「Apple 福岡天神」のリニューアルが先なのか、「Apple 川崎」のオープンが先なのか → 福岡でした
全く動きが見られないラゾーナ川崎内の一角、ガツガツ工事が進められている福岡天神店の移転先
「Apple 丸の内」が9月7日(土)午前10時に正式オープンすることが決定したものの、日本で新しい2つの「2019年予定」のApple Storeを予告していることから、年内にはリニューアル中の「Apple 表参道」以外にもう1店舗がオープンする見通しとなっている。
今のところの候補地はラゾーナ川崎内の「Apple 川崎」と移転作業が進められている「Apple 福岡天神」。現在、Apple公式サイト上に掲載されているロゴは2018年10月時点で掲載されていたロゴとは異なるため、昨年末時点における計画が変更された可能性もありそうだ。
それを踏まえた上で、各店舗の状況を見ていきたい。
Apple Garosugilに似た外観、年内完成の可能性は十分ある
「Apple 福岡天神」が移転し単独店舗になる可能性が浮上したのは昨年8月。タウンスクエア型として2019年末にリニューアルオープンすると噂され、先日、外観を覆っていたカバーが外された。
以下にYota Suzukiくんが提供してくれた2019年9月末時点における「Apple 福岡天神」の移転先の写真を載せておく。
外観の完成度は高く、オープンがそれほど遠くないように思えるが、この状況から完成するまでどれほどの時間を要するのだろうか。
調べたところ、似た店舗デザインを持つ2018年1月27日にオープンした「Apple Garosugil」は、約1ヶ月前の1月4日に投稿されたツイートではまだまだ完成とは程遠いように見えた。
もちろん、内装を仕上げてから外装を完成させたという可能性もあり、現在の「Apple 福岡天神」と状況が同じであるかどうかは断言できないが、年内にオープンすること自体は不可能ではなさそうに見える。
「Apple 福岡天神」は2005年に国内5店舗目としてオープン。現店舗は「福岡県福岡市中央区天神2-3-24天神ルーチェ」というビルの中にあるが、移転先とされる場所は現住所から200メートル移動し、単独店舗となる。住所は「福岡県福岡市中央区天神2-5」。
一向に進捗が見られない「Apple 川崎」の予定地
一方、「Apple 川崎」の予定地は進捗が見られない。
もうかれこれ数ヶ月この状態のまま
2019年7月19日時点の川崎ラゾーナ内にあるApple Store候補地は下記の通り、長らく動きが見られない。外から見えないだけで内装の工事を進めている可能性は十分にあるが、どうも「Apple 福岡天神」の方が先にオープンしそうに見える。
表参道店のリニューアルもあるため、3店舗目は10月〜11月オープンか
結局「Apple 福岡天神」の方が先なのか、「Apple 川崎」が先なのか、よく分からない。そこで、Apple Storeに詳しい9to5MacのライターであるMichael Steeber氏に聞いてみた。
どちらの店舗が先にオープンするかについては明確な答えは持っていなかったものの、新店舗のオープンよりも既存店舗のリニューアルの方が工事にかかっている時間が短いと指摘。新規店舗のオープンよりも、既存店舗の使い勝手を向上すること(=店舗のリニューアル)の方が優先度が高いのではないかと分析している。
Steeber氏は、「Apple 丸の内」が9月7日にグランドオープンすることが決定した今、次にオープンするのは上のフロアが完成した「Apple 表参道」、そしてその後に残すもう1店舗になると予想。
このことから、仮に「Apple 表参道」が9月末から10月にかけて完成するとした場合、もう1店舗は10月末から11月にかけてオープンすると考えられる。
また、正確な時期に関しては世界各国のApple Storeのリニューアルオープンや新規オープンと合わせて考える必要があると指摘。
具体的にはガラス張りの「Apple Fifth Avenue」が今秋リニューアルオープンすると噂され、メキシコにも新しいApple Storeが新規オープンすると見られている。国が違うとは言え、同じ日にオープンすることはほとんどないとのこと。
2019年オープンする最後の1店舗は「Apple 福岡天神」なのか、「Apple 川崎」なのか。結局のところ答えは導きだすことはできなかったが、僕は11月中旬頃に「Apple 福岡天神」がリニューアルオープンする気がする。もともと掲載されていて取り下げられたAppleロゴの方が”ラゾーナ川崎感”があるんだよなあ。