Apple、2022年までに自社製5Gモデムチップを開発か
2022年のiPhoneは独立した5Gモデムチップを内蔵し、2023年にはAチップの中に組み込んで完成させる可能性も
Appleは2022年までにiPhoneやiPad向けに自社製の5Gモデムチップを開発する計画があるとFast Companyが報じている。2020年のiPhoneは5G通信に対応すると見られているが、Qualcomm製5Gモデムチップを採用する見通し。
Appleとしてはその年のiPhoneに搭載するための開発、試験、認証に関わるすべての作業を終えたいという思惑があるようだが、仮に開発が完了したとしても、試験および認証が完了するまでに必要とされる工程を考慮すると、2年間ですべて終えるのは極めて難易度が高いと指摘されている。
特に他の通信ネットワークと干渉しないように設計することが難しいようで、FCCだけではなく全世界で端末を販売する以上は各国の基準を満たす必要がある。
これらのことを踏まえると、自社製5Gモデムチップが採用されるのは2023年のiPhoneであると考える方が現実的ではないか見られている。仮に2022年のiPhoneに採用する場合、独立した5Gモデムチップとして内蔵し、2023年に「A」チップの中に5Gモデムを組み込む計画として進める可能性も考えられるとのこと。
Appleは今年7月、Intelのスマホ用モデム事業の大部分を買収したことを発表した。
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