TIME誌が選ぶ「2010年代のベストガジェット10選」にApple製品が3つランクイン

TIME誌が選ぶ、「2010年代のベストガジェット10選」にApple製品が3つランクインしている。

1つ目は、iPad。2010年に登場し、「タブレットコンピューター」というSF映画にしか存在していなかった大画面のマルチタッチスクリーン搭載デバイスを実現したことを評価している。

現状、ライバルらしいライバルは存在せず、実質的に一人勝ち状態。iPhoneとは確実に異なるデバイスであることを明確にするために、現行のラインナップは全モデルがApple Pencilに対応。ついにOSもiOSから独立しiPadOSという（ベースは同じだが）独自の機能を採用したものが動作するようになった。

2つ目は、Apple Watch。2015年に発表され、iPadと同様にそれまで存在していなかった製品カテゴリを確立させた製品であると評価。

登場した頃はファッション性をアピールしていたもののファッションと無縁なガジェットギークたちが群がり、迷走していたようにも見えたが、今となっては街中ではもちろんのこと、テレビでも芸能人が当たり前のように身に着けている姿を目にする。

登場以来毎年アップデートされ、健康関連機能を中心に改良が続けられている。

3つ目はAirPods。発表時は「耳からうどん」「電動歯ブラシの交換用ブラシ」など言われたい放題だったが、今となっては若者の中で圧倒的な支持率を誇り、耳から白い棒が飛び出ていることがある種のステータスになってしまった。

2019年には「AirPods Pro」が登場し、ノイズキャンセリング機能や防水仕様になり、大きな話題に。店頭在庫が補充されてもすぐに完売してしまうほどの人気となっている。

Apple製品以外に選ばれたのは、以下の製品：

• Tesla Model S
• Raspberry Pi
• Google Chromecast
• DJI Phantom
• Amazon Echo
• ニンテンドースイッチ
• Xbox Adaptive Controller