Appleは約10年間で合計760億ガロンの水を節約した
Appleは2030年までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げている
Appleは4月18日、世界中のクリーンエネルギーと水への投資強化計画を発表した。世界中でクリーンエネルギーを拡大し、2030年までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げている。
Appleの世界中の事業および製造サプライチェーンには現在、18ギガワット以上のクリーン電力が供給されている。これは2020年の3倍以上。米国とヨーロッパでは、ユーザーがApple製デバイスの充電と使用に使う電力に対応するため、ソーラー電力に新たな投資を行うという。
また水ストレスが高い事業所で、企業活動に使用される水を100%供給する目標に向けても前進。今後20年にわたって、帯水層や川の回復、飲料水のための資金調達などによって70億ガロン近い水を供給するパートナーシップが開始される。
Appleのサプライヤーは、昨年、合わせて120億ガロン以上のきれいな水を節約。2013年にSupplier Clean Water Programを開始して以来、合計760億ガロンの水を節約している。黒部ダムの貯水量(約528億ガロン)を上回る節水に成功している。
Appleの環境・政策・社会イニシアティブ担当バイスプレジデント、リサ・ジャクソンは、以下のようにコメントしている。
クリーンエネルギーと水は、健全なコミュニティの基盤であり、責任あるビジネスに不可欠な構成要素です。私たちは、すべての人のためによりクリーンな未来を構築するべく、電力網を変革し、流域を回復するための長期的な取り組みに携わりながら、野心的なApple 2030の気候目標に向けて突き進んでいます
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