Tim Cook、来年にもApple CEO退任か。「後継計画を加速」との情報
最有力候補はJohn Ternus氏、Apple銀座オープン時の来日が「CEOとしての最後の来日」だった可能性も
AppleがTim Cook氏のCEO後任人事に向けた準備を加速させていることが明らかになった。早ければ来年にも退任する可能性があるという。Financial Timesが複数の関係者の話として報じた。
同氏は2011年にSteve Jobs氏の後を継いでCEOに就任して以来、14年にわたってAppleを率いてきた。Appleの取締役会と幹部チームは最近、CEO交代に向けた後継者計画を「大幅に強化」しているとのこと。ただし、この動きは同社の業績不振によるものではなく、長期的な計画の一環として進められているとされている。
最有力候補はJohn Ternus氏
Financial Timesの報道によると、ハードウェアエンジニアリング担当上級副社長のJohn Ternus氏が後任として最も有力視されている。ただし「最終決定は下されていない」と関係筋は慎重な姿勢を示している。
Bloombergも先日、Ternus氏が最有力候補であると報じている。現在50歳のTernus氏は、2011年にCEOに就任したときのCook氏と同じ年齢であり、「会社に近い人々は、Ternus氏が最終的にCEOになることをほとんど疑っていない」とBloombergは伝えていた。
重要な経営陣の世代交代が進行中
今回の報道は、元最高執行責任者(COO)のJeff Williams氏が最後の勤務日を迎えた直後に伝えられた。Williams氏は7月に退任を発表しており、すでに業務運営のリーダーシップはSabih Khan氏に引き継がれていた。
さらにAppleは最近、最高財務責任者(CFO)の交代も完了している。長年財務部門を率いてきたLuca Maestri氏が退任し、以前は財務計画・分析担当副社長を務めていたKevan Parekh氏が新CFOに就任した。
発表時期は慎重に見極めか
関係筋は、準備が強化されているものの、発表のタイミングは変更される可能性があると警告している。同社が次のCEOを発表するのは、重要なホリデーシーズンをカバーする1月下旬の次回決算発表前にはならない見込みだ。
Appleに近い関係者は、この長期計画された交代劇は同社の現在の業績とは無関係だと強調。年末商戦でiPhoneの好調な売上が見込まれる中での動きであり、業績不振を理由とした交代ではないことを明確にしている。
あのときが最後だったのかも
Tim Cook氏は2011年8月にCEOに就任して以来、Appleの時価総額を大幅に成長させ、iPhone以外の製品ラインナップを拡大。Apple WatchやAirPodsなどの新カテゴリを確立し、サービス事業を大きく成長させてきた。
そのCook氏、今年9月にはApple銀座のリニューアルオープンに合わせて来日し、自らドアをオープン。その後も10月にはトランプ大統領の来日に合わせて再来日し、日米経済界の夕食会に参加していた。もしこの報道が事実だとすれば、あのときが「AppleのCEOとしてのTim Cook氏」の最後の来日だったのかもしれない。
そう考えると、あの銀座でのお辞儀に対する笑顔や、数千人のファンと交流していた姿が、また違った意味を持って心に残る。次に彼が来日するとき、もしかしたら肩書きは「会長」になっているかもしれない――そんなことを想像すると、なんだかドキドキしてしまう。
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