iOS版「Googleフォト」、写真の奥行き編集機能を追加
iOS版「Googleフォト」に、ポートレートモードで撮影した写真に奥行きが編集できる機能が追加された。
New to iOS, adjust the background blur and change the focus of your portrait mode photo.
Just pull up a portrait photo in Google Photos, click the editing icon to get to the editing menu, then tap it one more time to edit depth and focus.
— Google Photos (@googlephotos) November 19, 2018
ポートレートモードで撮影された写真を「Googleフォト」で開くと「明るさ」「カラー」に加えて「奥行き」というスライダーが追加される。右に移動するとボケが強くなり、右に移動すると弱くなる。
場合によっては「写真」アプリより自然な仕上がりに?
実際に試してみたところ、Appleの「写真」アプリで適用される奥行きエフェクトは一度リセットし、撮影データに含まれる深度情報をもとに独自のアルゴリズムを適用している模様。
数枚試してみたところ、とても自然なボケ味になり、人によっては「Googleフォト」の方が好みに合う人もいるかもしれない。(色味は多少変わってしまうので、極力揃えるようにこちらで編集。あくまでもボケ味の違いに注目。)
なお、iPhoneは「iPhone XS Max」で撮影し、深度コントロールでf4に設定。「Googleフォト」はスライダーを最も右にセットしている。
余談ではあるが、ポートレートモードで撮影した写真を「Googleフォト」で編集した後、「写真」アプリに保存すると、その写真に対しては「ポートレート」と表示されるものの、「写真」アプリ内では深度コントロールが利用できなくなっている。
どうやら深度情報を取得しているか否かで「ポートレート」の表記の有無を判定しているようだ。