iMovie、バージョン3.0に進化。動画テンプレや簡単動画作成機能が追加
「誰もがかつてないほど簡単にビデオでストーリーを共有できます」
Appleは4月13日、新機能「ストーリーボード」や「マジックムービー」に対応したiMovieの最新バージョン(バージョン3.0)をリリースした。iPhoneとiPadアプリは「バージョン3.0」、Macアプリは「バージョン 10.3.2」にアップデートされている。
ストーリーボード
ストーリーボードは、DIY、料理、製品レビュー、科学実験など、同僚やクラスメートとソーシャルメディアで共有される人気のビデオタイプのテンプレート。ビデオの種類ごとに柔軟な撮影リストがあり、どのクリップを撮影すればよいかを手順を追って説明するガイドがついている。
ストーリーボードを使うと、ビデオ作成プロセスを非常にスムーズに始めることができ、初心者は編集方法を学んだり、ストーリーを伝えるスキルを磨いたりすることができる。空のタイムラインから始めるのではなく、料理、Q&A、製品レビュー、ニュースレポートなど、バラエティ豊かな人気のビデオタイプが揃う20のストーリーボードから選ぶことができる。
それぞれのストーリーボードには、特定の物語を伝えるためのクリップを並べた撮影リストを用意。各プレースホルダーには例示となるサムネイルがあり、クリップをもっと面白くするための質問や撮影方法の提案のヒントが含まれている。
マジックムービー
マジックムービーは、タイトル、トランジション、音楽を加えた美しいカスタムビデオを、ほんの数回のタップで作成できる機能。ライブラリからアルバムまたは写真や画像のグループを選択するだけで、映像の中からベストシーンを特定しプロジェクトを作成してくれる。
iMovie 3.0のリリースノート
- マジックムービーとストーリーボードという2つのまったく新しいタイプのビデオプロジェクトから、学んだりインスピレーションを得たりできます
- マジックムービーを作成すると、数回タップするだけで、タイトル、トランジション、音楽を含むオリジナルビデオを瞬時に作成して共有できます
- 写真やビデオのアルバムを選択すると、マジックムービーによりあなたのメディアを使って洗練されたビデオが作成されます
- ストーリーボードプロジェクトから始めると、ビデオ作成プロセスをガイドするテンプレートでストーリーテリングのスキルに磨きをかけることができます
- 料理、DIY、Q&A、製品レビュー、書評などの一般的なビデオプロジェクト用の20のストーリーボードから選べます
- 柔軟なショットリストでショットを追加、並べ替え、グループ化することで、ストーリーボードビデオをカスタマイズしたり整理することができます
- 各タイプのストーリーボードで表示されるショットのヒントを利用すれば、さまざまなタイプのビデオのフレーミングやストーリーテリングのテクニックを学べます
- ストーリーボードの各プレースホルダクリップでビデオを収録したり写真を撮ったり、写真ライブラリからメディアを追加することもできます
- タイトルレイアウト、フォント、フィルタ、カラーパレット、音楽を含む20のダイナミックなスタイルを使って、マジックムービーやストーリーボードビデオを強化できます
- トリミング、分割、クリップ速度などのツールを使えば、さらにクリップを編集できます
- タイトルの処理、ナレーションの録音、シネマティックモードのビデオクリップ*で被写界深度エフェクトを調整したりして、ビデオをさらにカスタマイズできます
- マジックムービーやストーリーボードのプロジェクトをMac用iMovieやFinal Cut Pro**のタイムラインに読み込んで、プロジェクトをさらに先に進めることができます
- マジックムービーやストーリーボードのビデオを写真ライブラリに保存したり、“メッセージ”や“メール”で友達や家族に送信したり、ソーシャルメディアでフォロワーと共有したりできます
もっと読む
関連キーワード
コメント(0件)