KOE08卒コン “Bang” を終えて
昨日、僕の後輩であるアカペラシンガーズK.O.E.の2008年度入学生による卒業コンサート「Ba∞ng」を見に行ってきた。
僕らは各代のことを入学した年度の下二桁で呼んでいるので、彼らは「08」、僕の代は「05」になるわけだが、08と言えば僕らが4年生の時の1年生。つまり、在学期間が重なっている代としては08が最後。4年生の頃の1年生となるとどのタイミングで仲良くなったかとか覚えていないのだが、適当で協調性の欠片もない僕ら05の代を慕ってくれていた後輩たちの晴れ舞台を見に行かないわけにいかない、ということで久しぶりの母校にお邪魔してきた。
僕はとにかくスタッフ業のクオリティーの高さに感激しすぎて、もし「卒業コンサートの舞台裏」という有料コーナーがあったらすかさず課金して聞きたいぐらい、素晴らしい出来だった。恐らく先代の先輩方も同じく感動してくれるだろう。それぐらい素晴らしかった。
何よりも感動したのはスクリーンと照明がお互いに干渉しないように設置されていたこと。これはこれまでの卒コンで毎年あれこれやってみても解決できなかった長年の問題を無事解決したのだ。答えは異常なまでの台形補正らしい。なぜ3年前それを思いつかなかったんだろう。素晴らしい。
素晴らしいスタッフに支えられる各バンドも過去にないほど輝いていた。「卒業コンサート」という場は卒業生にとって「4年間の思いを全てぶっ放してやろうぜ!」という場だが、08は完全にその枠を超えて色んな意味で完全に振り切っていた。もうなんて言えばいいのだろうか。
以下に昨日の写真の一部を載せておいたので、その「振り切っていた」感じが少しでも伝わればと思う。大事なのは、それぞれいい年した大学4年生だということ。
なぜか瓦割り。卒業コンサートで瓦割りを見るとなんて思っていなかった…。
こんな人たちが瓦割ってた。実は見ていた時はお面だと思っていたのだが、どうやら完全なるフェイスペイントだったらしい。クオリティー高すぎるでしょ!
白雪姫(ダウト)と可愛い4人の小人たち。白雪姫がどう見ても濃い。
テニスの王子様が登場したけど、このサークルは一応「アカペラ」サークルです。念のため。
あまりにもももクロを踊っていたメンバーが輝いていたので、もう一枚。
08の看板バンドの1つであるChaos。さすがの貫禄パフォーマンスだったね。
そしてその貫禄パフォーマンスをモノとせず、Chaosの看板曲である「Everybody」を乗っ取った「らむ蔵」。これこそまさにカオス!
前後に無駄に長い映像を使ったり映像からの歌い出しが似ていたりしたのが、某バンドと似ていてニヤニヤした。ネタ曲をやって最後に謎の感動系映像というのがまた良かった。素晴らしい。
爽やか系バンドとはここのこと。リード回してくれたのがジーンときた。
全体曲。みんなのこの楽しそうな顔!輝かしい笑顔!4年間の思いが詰まった表情!
卒コンを見て改めて思ったのは、僕らのサークルの原点は全体曲だということ。現役中は色んな分野でそれぞれの思いをぶつけ合い、分かち合うことも合えばケンカ別れすることもある中で、全体曲の時だけでは歌っているメンバーが全員それぞれの思いを伝えたい、という強い意志で繋がっているのが目に見て分かる。そして一人だけではその思いを伝えることはできないことも分かっていて、だからこそみんなで歌う。僕らのサークルの誇りでもあり、今後もその思いは大事にして欲しい。
08のみんな、4年間本当にお疲れ様!先輩としても皆さんのことを誇りに思っています。